接種当日6か月~4歳の方の新型コロナワクチン接種について(令和5年3月17日)

更新日:2023年03月17日

接種期間の延長について

新型コロナワクチンの接種が受けられる期間は、令和5年3月31日までとなっていましたが、接種開始からの期間が短いことから、令和6年3月31日まで延長されました。接種を希望する方は期日までに接種を完了していただくようお願いします。

 

生後6か月から4歳の方とその保護者様へ

接種は強制ではありません。接種にあたっては、メリット(感染予防の効果)とデメリット(副反応等)の双方を十分に理解したうえで保護者の方の意思に基づいて「接種する」「接種しない」をご判断ください。

・お子様のワクチン接種には、保護者の方の同意が必要です。保護者の方の同意なく、接種が行われることはありません。

・お子様に基礎疾患があるときや、ワクチンについての疑問や不安があるときは、かかりつけ医等によくご相談ください。

なお、日本小児科学会において、生後6か月以上5歳未満の小児への新型コロナワクチン接種について、これまでの5~17歳の小児におけるワクチンの有益性も考慮したうえで、メリット(発症予防)がデメリット(副反応等)を上回ると判断し、現時点では、有効性や安全性に関わるデータは限られてはいますが、生後6か月以上5歳未満の小児への新型コロナワクチン接種を「推奨する」と示されています。

接種対象者

接種当日生後6か月から4歳で彦根市に住民登録がある方(生後6か月に到達する日の前日から5歳になる誕生日の前々日まで接種可能です。)

(注釈)5歳に到達した方は小児用のワクチンでの接種となり、乳幼児用のワクチンとは異なります。

ワクチン・接種間隔等

初回接種として、3回の接種をします。

(注釈)5歳以上の接種と異なり、3回目は追加接種ではありません。3回目までの接種を受けることで初回接種が完了となります。

接種部位について

接種部位は年齢によって異なります。接種時に接種部位を出しやすい服装でお願いします。

(注)明らかに筋肉量が少ない場合などは、年齢に関係なく太もも外側に接種することもあります。

対象年齢別接種部位の表
対象年齢  接種部位 
1歳未満  太もも外側
 1歳から2歳まで 太もも外側もしくは肩(三角筋)
3歳から4歳まで 肩(三角筋)

 

ワクチンの接種量や接種間隔等について

ワクチン種類 1回あたりの接種量 接種間隔
乳幼児用ファイザー社ワクチン 0.2ml

2回目は、1回目の接種から3週間の間隔をあけて接種(3週間後の同じ曜日から接種可能)

3回目は、2回目の接種から8週間の間隔をあけて接種(8週間後の同じ曜日から接種可能)

・1回目の接種からの間隔が3週間を超えた場合または2回目の接種からの間隔が8週間を超えた場合は、できるだけ速やかに2回目または3回目の接種を受けてください。

〔他のワクチンとの接種間隔〕

・前後に他の予防接種を行う場合、原則として新型コロナワクチン接種と13日以上の間隔を空けてください。(インフルエンザの予防接種は除く)

 
年齢と接種するワクチンの考え方
新型コロナワクチンの初回接種では、1回目の接種時の年齢に基づいてワクチンの種類を選択します。1回目の接種時に4歳だった方が、3回目接種までの途中で5歳になった場合も、初回接種の3回目まではすべて乳幼児用ワクチンで接種を完了します。なお、5歳で1回目接種をする場合は小児用ワクチンを2回接種します。
(注釈)年齢の考え方は、誕生日の前日(24時)に1歳年を取ると考えます。(4歳の方というのは、5歳の誕生日の前々日までの方が該当します。)
(注釈)月齢についても同様の考え方で、誕生の6か月後の前日に「生後6か月」になりますが、6か月後に同日となる日が存在しない場合には、その月の末日に「生後6か月」になったと考えます。

乳幼児用ワクチンに関する情報は、以下のリンク先もご覧ください。

ワクチンの効果

生後6か月から4歳の乳幼児に対して、ワクチンの効果や安全性を確かめる研究(臨床試験)が海外の複数の国々で行われました。

新型コロナワクチンを受けることで、新型コロナに感染しても症状が出にくくなる効果(発症予防効果)がどれくらいあるかについて、約1,100人程度の乳幼児を対象に分析したところ、3回目接種後7日以降の効果は73.2%と報告されています。

ワクチンの安全性

ワクチンを受けた後の症状について調べた臨床試験で、1~3回目の接種後の具体的な症状をみると、接種回数ごとの症状にはあまり変わりがなく、ほとんどの症状が軽症または中等度でした。現時点で得られている情報からは安全性に重大な懸念は認められません。

他の年代とは異なり、自ら症状を訴えることができない生後6か月~1歳では易刺激性(機嫌が悪い)や食欲減退、傾眠傾向等が報告されていますが、プラセボ(生理食塩水)群とは大きな差がなかったと報告されています。

接種費用

無料(全額公費)

接種実施期間

現行の予防接種法では、新型コロナワクチンは令和6年3月31日まで接種ができます。

接種にあたっての注意事項

お子様のワクチン接種には、保護者の方の同伴と同意が必要です。

1.現在、治療(投薬など)を受けている方や、副反応に不安のある方はワクチン接種の可否について、事前に主治医にご確認ください。

2.今まで薬や食品などで重いアレルギー症状(顔がはれる・全身にひどいじんましんが出る・吐き気・嘔吐(おうと)・冷や汗・息苦しい・気が遠くなるなど)で病院受診をしたことがある方は、予約前に必ず主治医へご相談ください。

3.新型コロナワクチンを接種する場合、原則、他の予防接種と同時接種はできず、前後13日間あける必要があります。ただし新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンについては、13日以上あける間隔の規定が廃止され、同時接種も認められました。

4.密を避けるため、対象となるお子様とその保護者1名のみでご来場ください。(接種の対象ではないお子様のご同伴はお控えください。)また、接種時にお子様が暴れてしまう場合には接種できないことがあります。

5.予診票は体温以外を必ず事前に記入の上、ご来場ください。(必ずボールペン等の消えないペンでご記入ください。えんぴつは不可です。)

6.接種後は15分程度の経過観察時間があります。医師の判断により、経過観察が30分程度になる場合もありますので、必要時お子様の気分が紛れるような物をご持参ください。(飲食不可)

7.無断キャンセルはしないようにお願いします。大切なワクチンを無駄にしないよう、ご協力をお願いします。

接種券の申請方法

接種を希望される場合は、接種券の申請手続きが必要です。申請方法は、彦根市ホームページ「各種手続き」からご確認ください。

 

〔生後6か月~4歳用の接種券の申請をされない場合〕 

市では5歳以上の方には接種券をお送りしています。今回の接種券の申請をされていない方で、5歳に到達された方には、接種券を順次送付します。5~11歳用ワクチンでの接種をご検討ください。なお、ワクチン接種は令和6年3月31日(日曜日)で終了予定です。

 

〔生後6か月~4歳の接種券の発行後、接種せず5歳に到達された場合〕

生後6か月~4歳の接種券を申請された方には5歳に到達されても5~11歳用の接種券は発行しません。生後6か月~4歳の接種券の発行後、未接種のまま5歳に到達され、5歳以上の初回接種を受けられる場合、すでにお持ちの接種券をそのままお使いいただけます。ただし、5歳以上の初回接種は2回のため、3回目用の予診票は使用しないでください。

接種当日6か月~4歳の初回接種(1回目~3回目接種)ができる場所

乳児用ファイザー社ワクチン(6か月~4歳用/従来株に対応した1価ワクチン)を接種します。接種券の申請後、お手元に届きましたら、医療機関へ直接ご予約ください。接種をキャンセルするときは、予約した医療機関に連絡してください。ワクチン廃棄につながるため、無断で予約をキャンセルしないでください。

接種ができる医療機関一覧
医療機関名 所在地 予約方法
田宮こども診療所 松原町3614 電話予約(22-2780)または来院予約
ふじせき医院 高宮町2037 電話予約(23-2233)11時~12時または17時~18時の間のみ受付または来院予約
藤野こどもクリニック 戸賀町36-6 電話予約(47-5311)

当日の持ち物

・接種券(予診票一体型)(必要事項および保護者の署名を記入しておいてください。)

・母子健康手帳(接種履歴の確認と接種証明をします。)

・本人確認書類(健康保険証等)

・予防接種委任状(保護者以外の方が同伴する場合に必要です。)

保護者(親権を行う者また後見人)の同伴および予診票への保護者の署名が必要です、やむを得ない理由により保護者の同伴ができず、親族等が同伴される場合は、保護者が記入した委任状をご持参ください。

「予防接種委任状」の様式は、以下からダウンロードできます。

予防接種委任状(PDFファイル:65.3KB)

・お薬手帳(お持ちの方のみ)

接種後の過ごし方

接種を受けた日は、激しい運動は控えてください。入浴は可能ですが、接種部分を強く擦ったりしないようにしてください。
接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状が現れることがあります。大部分は12歳以上のワクチン接種後のものと同様に、数日以内に回復していきますが、おうちの方が様子を観察し、症状に合わせた対応をとってください。

病気や障害等により地域の医療機関で接種が困難な方について

病気や障害等により地域の医療機関で接種が困難な方は、彦根市新型コロナウイルスワクチン接種対策室(0749-24-0816)までご相談ください。

新型コロナワクチン接種に関する差別等の防止(本人の同意)

新型コロナワクチンの接種は強制ではありません。予防接種を受ける方(保護者)は、接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意思で接種を受けていただくことになります。

体質や持病などの理由で、新型コロナワクチン接種をできない方もいます。職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別や不利益な取り扱いを行うことのないよう、皆様のご理解とご協力をお願いします。学校生活では、接種を受けるまたは受けないことによって、差別やいじめなどが起きることのないようお願いします。

その他

お問合せ先


彦根市コールセンター

電話:0120-152811

(注意)電話番号をよくお確かめのうえ、おかけ間違いのないようお願いします。

受付時間:土・日・祝日・12月29日~1月3日を除く 午前8時30分~午後5時

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進課 新型コロナウイルスワクチン接種対策室

電話:0749-24-0816

ファックス:0749-24-5870

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