彦根市廃棄物減量等推進審議会答申素案「ごみ減量対策と処理費用の負担のあり方について」の意見公募手続結果

更新日:2019年08月30日

案件名

彦根市廃棄物減量等推進審議会答申素案
 「ごみ減量対策と処理費用の負担のあり方について」

意見等の提出期間

平成20年2月15日(金曜日)~3月14日(金曜日)終了

問い合わせ先

彦根市清掃センター管理課

電話 0749-22-2734
ファックス 0749-24-7787

意見募集の趣旨

 彦根市廃棄物減量等推進審議会答申素案「ごみ減量対策と処理費用の負担のあり方について」に対して貴重なご意見をいただきありがとうございました。
 皆さんからお寄せいただいたご意見と、それに対する市の考え方を公表します。
 なお、ご意見は、原文を要約または分割して掲載していますので、ご了承ください。

  • 意見の件数 46件(15人)
     審議会で検討いただくもの 5件
     答申案に反映されているもの 15件
     すでに審議会で議論されたもの 10件
     その他 16件

添付ファイル

意見の概要および市の考え方

 いただいた意見の概要およびそれに対する市の考え方は、次のとおりです。

1 審議会の役割と検討経過について
意見の概要 意見数 市の考え方
意見なし    
2 彦根市におけるごみ対策の現状と課題
意見の概要 意見数 市の考え方
現状の収集、処理が、適正かつ効率的に行われているのか検証が不十分です。有料化の議論の前提となる現時点での処理コストが適正であるかの検証がなされていません。一部の自治体での職員による不適正、違法な勤務実態が報道されていますが、ごみ処理に係る職員(特に公務員)の給与が民間と比べてどうなのか、また、どの程度民間委託されているのか、高コスト体質になっていないかなどランニングコストの詳細がわかりません。ある自治体のごみ処理設備においては、その導入時に業者により談合があったと認定されています。現有施設の施設等の導入コスト、“メンテナンスコスト”が適正であるか不明です。すなわち、答申案は35ページにある透明性が確保されていないので、9ページ(3)ごみ処理経費の状況部分に上記疑問に答えるデータを盛り込むべきです。 1件 各自治体のごみ処理コストの分析、検証を一定の基準に従って実施するためのガイドラインが、昨年、国において策定されました。今後、幾つかのモデル自治体で、本基準適用の試行が行われ、数年以内に、全国の自治体で、基準に基づく財務情報等の開示に取り組むこととされています。
ガイドライン設定の趣旨は、自治体ごとに異なった方式で実施されているごみ処理事業について、適正なコスト比較、効果分析を行っていくことにあり、本市においても、ガイドラインに基づく検証に取り組んでまいります。
なお、平成17年度におけるごみ処理経費の単純比較を行いますと、全国ベースでは、1キログラムあたり約30円であったのに対し、本市では1キログラムあたり27円(39ページ)となっています。
彦根市では、ごみ収集業務の一部民間委託化や、施設の維持管理の民間委託化、プラスチックごみ資源化施設の建設と運営を民間業者が行う民設民営方式の採用など、コスト削減のため導入を拡大しており、今後もより一層の経費節減に努めていきたいと考えています。
3 減量化・資源化目標の設定
意見の概要 意見数 市の考え方
数値目標を掲げて対応されようとしている動きは大切ですが、その数字の意味が市民に浸透する内容かについては正直、疑問を感じました。私はごみ減量で大切なことは市民が無理のない範囲で参加でき、更に継続することだと思っています。いくらいい数値目標を掲げても実行に無理があったり、長続きしない施策では意味がありません。 1件 ごみ減量と資源化は、市民や事業者の皆さんの理解と協力により実現できるものです。わかりやすい分別基準の設定とともに、誰もが取り組めるごみ減量やリサイクルの実践方法について、PR等に努めてまいります。答申素案の数値は、具体的に提案された各種施策の実施の結果達成できるものとして設定されたもので、こうした施策を着実に遂行していきたいと考えています。
目標値から換算して、ゴミ処理費用が1年で○○○円削減できるなど数値で示すと実にわかりやすい。又、削減された費用が、他のことに生かせるなど具体性も大事かと思います。 1件 審議会の中では、経費節減効果等についても議論が行われてきました。最終答申の中では、何らかの方法で、こうした内容をお示しいただけるよう調整いたします。
ごみは税金で処理されています。そのためにも「ゴミ」の減量については、市民一人一人の意識を向上させることです。ゴミを減らすことによりどういったメリットがあるのかを具体的に明示していくことが必要ではないかと思います。 1件 ごみ問題は、すべての市民に関わりあいがある問題です。主に家庭から出る一般ごみは、市がその処理責任を負い、適正な処理、処分に努める必要がありますが、排出者である市民の協力なしには、本来の目的を達成することはできません。こうした意味からも、ご指摘をいただいた点につき機会をとらえてお知らせしていきたいと考えています。
4 新たなごみ収集体系と減量化・資源化施策の提案
意見の概要 意見数 市の考え方
ごみと資源は人によって考え方が違うのではないですか。 1件 答申素案では、わかりやすい分別、収集のために、ごみや資源の呼び方を改めるとともに分別区分の見直し行うことと提案されています。この中で、資源となるものと焼却や埋立などするごみを明確に分けるとともに、マークや形状を利用したわかりやすい分別を目指しています。市では、分別区分の見直しや古紙古布等の新たな分別収集など実施できるものから順次対応したいと考えています。
以前、板ガラス、金属類など分別して清掃センターに持参しましたが、板ガラスは中山町に捨てに行き、金属類は、古畳などと同じ処理機械に放り込まれました。せっかく分別したごみ、分別専用のバケットで再生処分を回収業者に委託するか、契約処分業者へ市民が持参するなど、回収費用の経費削減とリサイクル対策に努力できませんか。分別したものを混ぜたり、安易な埋め立て処理することをできるだけ無くしてほしい。 1件 答申素案では、わかりやすい分別、収集のために、ごみや資源の呼び方を改めるとともに分別区分の見直し行うことと提案されています。この中で、資源となるものと焼却や埋立などするごみを明確に分けるとともに、マークや形状を利用したわかりやすい分別を目指しています。市では、分別区分の見直しや古紙古布等の新たな分別収集など実施できるものから順次対応したいと考えています。
減量と資源化は表裏一体です。早く(2)ごみの名称変更と分別区分見直しをしてほしい。 1件 答申素案では、わかりやすい分別、収集のために、ごみや資源の呼び方を改めるとともに分別区分の見直し行うことと提案されています。この中で、資源となるものと焼却や埋立などするごみを明確に分けるとともに、マークや形状を利用したわかりやすい分別を目指しています。市では、分別区分の見直しや古紙古布等の新たな分別収集など実施できるものから順次対応したいと考えています。
資源回収(新聞、ダンボール、チラシなど)を月2回、市がしたらどうかと思います。燃えるごみに出されている新聞紙は燃やされているのでしょうか。その分を業者に売り渡したらいいと思います。私が住んでいる地区は月1回子ども会が資源回収を行っていますが、それでもまだ燃えるごみに出されているからです。 1件 答申素案では、わかりやすい分別、収集のために、ごみや資源の呼び方を改めるとともに分別区分の見直し行うことと提案されています。この中で、資源となるものと焼却や埋立などするごみを明確に分けるとともに、マークや形状を利用したわかりやすい分別を目指しています。市では、分別区分の見直しや古紙古布等の新たな分別収集など実施できるものから順次対応したいと考えています。
月一回、町内一箇所で新聞、雑誌の集団資源回収が行われているが老人世帯、遠方は無理、ついつい最寄の収集場所に新聞、雑誌、ダンボール、衣類を出しています。 1件 答申素案では、わかりやすい分別、収集のために、ごみや資源の呼び方を改めるとともに分別区分の見直し行うことと提案されています。この中で、資源となるものと焼却や埋立などするごみを明確に分けるとともに、マークや形状を利用したわかりやすい分別を目指しています。市では、分別区分の見直しや古紙古布等の新たな分別収集など実施できるものから順次対応したいと考えています。
資源ごみ収集日(今は缶、びん、ペットボトルのみ)を設けてほしい。 1件 答申素案では、わかりやすい分別、収集のために、ごみや資源の呼び方を改めるとともに分別区分の見直し行うことと提案されています。この中で、資源となるものと焼却や埋立などするごみを明確に分けるとともに、マークや形状を利用したわかりやすい分別を目指しています。市では、分別区分の見直しや古紙古布等の新たな分別収集など実施できるものから順次対応したいと考えています。
プラスチックの資源ごみ分別を徹底してほしい。 1件 答申素案では、わかりやすい分別、収集のために、ごみや資源の呼び方を改めるとともに分別区分の見直し行うことと提案されています。この中で、資源となるものと焼却や埋立などするごみを明確に分けるとともに、マークや形状を利用したわかりやすい分別を目指しています。市では、分別区分の見直しや古紙古布等の新たな分別収集など実施できるものから順次対応したいと考えています。
プラスチックのごみは、きれいなプラスチックと汚れたプラスチックに分類し、きれいなプラスチック並びに卵の容器のプラスチックはスーパー等が回収して再利用したりリサイクルをするようにお願いします。 1件 答申素案では、名称を現行の「プラスチックごみ」から「容器包装プラスチック」という呼び方に改め、洗浄困難な容器包装プラスチックは焼却対象ごみに分類し、汚れの少ない高品質のプラスチックを効率よくリサイクルすることが提言されています。また、現在、容器包装プラスチックは、食品トレーなど、一部の製品について店頭回収が行われていますが、それ以外は、市の収集により対処しています。今後は、スーパーなどでの店頭回収の促進も重要な課題であると考えており、効率的、効果的なプラスチックリサイクルの推進に努めていきたいと考えています。
清掃センターを、日曜、祝日も利用できるように検討されてはいかがですか。 1件 ごみはできるだけ、地域の集積所にお出しいただくとともに、粗大ごみに関しては市が直接ご自宅までお伺いする戸別収集をご利用いただきますようお願いします。直接搬入される場合は、平日以外に年数回、休日または祝日に清掃センターをご利用いただける日を設けています。今のところ、限られた日数ではありますが、市民の皆さんのご要望をお聞きしながら、利便性の向上に努めていきたいと考えています。
5 目標と対応する施策の整理
意見の概要 意見数 市の考え方
意見なし    
6 ごみ減量化を推進するための関連施策
意見の概要 意見数 市の考え方
消費者、事業者が、「ごみを買わない」発生抑制、分別徹底に関する施策検討が不十分。情報交換、指導だけで不十分で、goodには経済的なインセンティブ、badには罰則、罰金が必要です。有料化の分を原資に販売事業者には、簡易包装販売や簡易包装実施に対する税制上の優遇や補助金を与え、消費者には、販売事業者が簡易包装品購入に対してポイントを付与します。多量排出事業者には、事業系一廃税、産廃税を課し、運搬や処理業者には監視の強化と規則の強化を行います。「知っている」を「行動する」に移すには、お願いだけでは効果は限定的です。また、市民への還元は自治会、団体等にではなく、上記のポイント付与のようにやった個人が直接報われる制度にしないと、最終的にやらない自治会員に対してもその還元の一部が行くのは、著しく不公平であると考えます。 1件 ごみ減量化を進めるためには、発生抑制を図ることが重要であり、経済的メカニズムを加味した対応が有効であるとの議論も審議会の中では行われてきました。
ご提言の趣旨を踏まえ、審議会において、更に検討いただきます。また、市としても、審議会でご提言いただいているごみの減量対策のうち過剰包装対策や事業系廃棄物対策など発生そのものを抑制するための、具体的対策を進めていきたいと考えています。
地域(ごみ回収車ルート)に市民に対しごみ分別の仕方、出し方などの相談に乗る相談員を置くことを提案します。相談員は、ごみ袋を与えられる反面、市が相談員の継続・解任をすることができるようにしてはどうでしょうか。 1件 地域でのリーダー的役割をする人を選任し、ごみ分別や出し方だけでなく、環境に関わるさまざまなことに携わっていただく制度は、今回の答申素案でも「地域環境員の選任」としてご提案いただいて、本制度の創設と活用を図っていきたいと考えています。
協賛いただく店舗共通で使用できる登録制のレジかご制度や買い物袋制度を取り入れ、市民に無料配布してはどうですか。レジかごや買い物袋はレジ店員の方が整理して品物を入れるため、後でレジ袋に入れ直す手間が省けるメリットが使用者にあると思います。また、ごみ減量対策は彦根市だけの問題ではなく、県内においても、レジかごや買い物袋が滋賀県下共通で使用できるように将来的に拡大してはどうですか。 1件 マイレジかご制度や買い物袋制度は、レジ袋の削減や過剰包装の抑制に効果がある制度と考えます。特に買い物袋持参運動は、簡単に取り組めることから、その普及に努めてまいりたいと考えています。一方、レジかごを共通利用できるようにネットワーク化することもひとつのアイデアだと思いますが、想定される問題点や課題について、さらに研究をさせていただきたいと思います。
レジかご、買い物袋持参に対し、そのお店で使えるポイントが入るようにする。レジかご、買い物袋に指定のバーコードを印刷しデータを読み取らせ、登録者数における使用実績の把握などの管理を行う。システムに費用がかかるので、店舗に対する助成や協賛制度を設ける。また、推進のために「ひこにゃん」のイラストなども活用してはどうでしょうか。 1件 マイレジかご制度や買い物袋制度は、レジ袋の削減や過剰包装の抑制に効果がある制度と考えます。特に買い物袋持参運動は、簡単に取り組めることから、その普及に努めてまいりたいと考えています。一方、レジかごを共通利用できるようにネットワーク化することもひとつのアイデアだと思いますが、想定される問題点や課題について、さらに研究をさせていただきたいと思います。
コンビニ店舗入り口に「買い物袋持参推進店」と掲示しポイントがつく制度を導入してはどうですか。 1件 マイレジかご制度や買い物袋制度は、レジ袋の削減や過剰包装の抑制に効果がある制度と考えます。特に買い物袋持参運動は、簡単に取り組めることから、その普及に努めてまいりたいと考えています。一方、レジかごを共通利用できるようにネットワーク化することもひとつのアイデアだと思いますが、想定される問題点や課題について、さらに研究をさせていただきたいと思います。
レジ袋の持参は食品購入時などで進んでいますが、食品以外については、浸透していないように思います。 1件 食品に限らず日用雑貨などでも購入時におけるレジ袋削減や過剰包装対策を進めていくことが重要です。市では、事業者の皆さんや市民、市民団体の方々との意見交換を進めながら、過剰包装の抑制を促していきたいと考えています。
消費者ばかりでなく事業者も減量化に工夫することは必要だと思います。できうる限り包装等も考慮する価値があります。 2件 食品に限らず日用雑貨などでも購入時におけるレジ袋削減や過剰包装対策を進めていくことが重要です。市では、事業者の皆さんや市民、市民団体の方々との意見交換を進めながら、過剰包装の抑制を促していきたいと考えています。
“ゴミを出さない、作らない”工夫をアピールすることも必要だと思います。 1件 ごみの減量に率先して取り組んでいただいている方の活動紹介や、ごみ減量アイデアについて、広報ひこねや市のホームページを通じて、広く市民の皆さんに周知していくことが重要であると考えています。
また、ごみ拾い等の環境美化活動に自主的に取り組んでいただいている方々には敬意を表するとともに、こうした活動の輪が広がっていくよう期待しています。
ごみの正しい出し方、減量は各家庭、個人個人の気持ちと責任感で良くなると思います。気がついた人が自分の家の周辺、その他一人でもごみを拾っていくことによって、その輪が広がって町もきれいになると考えます。 1件 ごみの減量に率先して取り組んでいただいている方の活動紹介や、ごみ減量アイデアについて、広報ひこねや市のホームページを通じて、広く市民の皆さんに周知していくことが重要であると考えています。
また、ごみ拾い等の環境美化活動に自主的に取り組んでいただいている方々には敬意を表するとともに、こうした活動の輪が広がっていくよう期待しています。
ここ1、2年ごみを拾う人が増えてきたように見うけます。袋を持って個人で拾って歩くことは勇気の要ることと思いますが、何回か続けると見過ごして通れなくなる不思議なものです。施策として公からの声かけも一案かと思いますが、まず、散乱・不法投棄ごみが気になった人が拾う。その輪は広がると思います。また、そうあってほしいものです。 1件 ごみの減量に率先して取り組んでいただいている方の活動紹介や、ごみ減量アイデアについて、広報ひこねや市のホームページを通じて、広く市民の皆さんに周知していくことが重要であると考えています。
また、ごみ拾い等の環境美化活動に自主的に取り組んでいただいている方々には敬意を表するとともに、こうした活動の輪が広がっていくよう期待しています。
秋と春の公園の掃除の後、人権学習がありますが、清掃センターもあちこちできめこまかい出前講座をされてごみの減量等を話してください。 1件 市では、ごみの分別や出し方、ごみの減量方法などについて説明するごみの出前講座を平成16年度から実施しています。今後も、家庭や地域での取組みが推進されるように啓発を続けたいと考えています。
わかっているようで難しいごみの分別です。収集したごみを更に分別する手間をもっと省き、より資源化するためにも地域への積極的な出前講座を希望します。 1件 市では、ごみの分別や出し方、ごみの減量方法などについて説明するごみの出前講座を平成16年度から実施しています。今後も、家庭や地域での取組みが推進されるように啓発を続けたいと考えています。
ごみ減量を実践するのは、市民一人ひとりであり、かつ、一人ひとりがどう意識を持つかだと思います。 1件 地球温暖化問題が叫ばれている中、生活している個人が大量消費、大量排出の生活形態を見直す時期であると考えます。市では、今回の審議会で検討され、取りまとめられたさまざまな提言をひとつひとつ実現に移す努力をしながら、持続可能な地域社会の構築に努めていきたいと考えています。
時代を昭和30年代に戻すことがいいと思います。 1件 地球温暖化問題が叫ばれている中、生活している個人が大量消費、大量排出の生活形態を見直す時期であると考えます。市では、今回の審議会で検討され、取りまとめられたさまざまな提言をひとつひとつ実現に移す努力をしながら、持続可能な地域社会の構築に努めていきたいと考えています。
少しでも環境にいいもの、いいことをしてほしい。 1件 地球温暖化問題が叫ばれている中、生活している個人が大量消費、大量排出の生活形態を見直す時期であると考えます。市では、今回の審議会で検討され、取りまとめられたさまざまな提言をひとつひとつ実現に移す努力をしながら、持続可能な地域社会の構築に努めていきたいと考えています。
7 有料制の導入についての検討
意見の概要 意見数 市の考え方
ごみ対策を自分の財布の問題として市民に強く意識させるべきです。トン当たりコスト、分別状況、リサイクル率導入自治体の個々の前提条件も加味せず、全国ではとか、県内市町ではとか、料金のみの相対比較をもって、彦根市全市民の財布に係る問題を、“限られた委員”の“多数決”で決めるのは、審議会答申といえども不適切と考えます。彦根市の現状に照らしての論理的な説明を欠いています。いつのまにか、どっかで、だれがきめたんやろうでは、市民の意識はなかなか向上しない。全市民へアンケートや場合によっては住民投票条例を制定して住民投票を行うなど、もっと市民に対し広く問題提起し、自分の財布の問題として市民に強く意識させ、市民のごみに対する関心を高めるべきと考えます。 1件 手数料水準の算定にあたっては、有料化対象とするごみ区分の処理、処分経費が前提となっています。ただし、手数料の決定に際しては、コストベース以外にも、市民負担の程度や全国の状況を加味することも必要であり、幅広い観点から検討を行っていただいているものです。
なお、審議会は、市議会や事業者、市民団体の皆さんをはじめ、その委員の一部は公募により参画いただいており、さまざまな角度から検討いただいている他、今回のパブリックコメントの実施や市民環境フォーラムなどを通じて市民の皆さんのご意見もお伺いしているところです。
有料化の導入に反対するものではありませんが、いずれ他地点への広域収集のための焼却炉の案があると聞こえてきます。埋め立てごみを減らすことはそうあって欲しいものですが、炉が安全であることが絶対条件です。国の施策で認められ、10年、20年後にその害が表面化した幾つかの例を思うと、何よりもそれを強く思います。現在地でそれを実現して欲しいと思います。 1件 ごみ処理の安全性の確保は最優先すべき課題であると認識しています。現施設では日常的な点検や定期整備工事等を行い、適正な運転管理に努めているところであり、今後におきましても、こうした考えの下でごみ処理の適正化に努めていきたいと考えています。
完全無公害の焼却炉が現実(確実)のものであるものであれば少々の負担はしかたがないと思いますが、消費者だけの(市民だけの)負担はいかがなものでしょうか。 1件 家庭ごみの処理経費は、税金により賄われてきましたが、事業所から排出される一般ごみは、事業者が自ら処理をする責任が有りますので、応分の負担を求めて処理を行っています。今回の審議会では、家庭から排出されるごみについて有料化のあり方の検討を行っていただいているものです。
8 有料制方式と制度設計
意見の概要 意見数 市の考え方
家族数によって定められた無料のごみ袋枚数を事前に配布し、不足するときはごみ処理費用を加えたごみ袋を店頭で販売するなど、一定のごみ量以上を出す市民からごみ処理費用を負担願う方法はどうですか。 1件 審議会では、ご提案の方式を含むいくつかの方式についてその長所・短所の検討を重ねていただきました。その結果、制度が単純わかりやすく、負担の公平性が確保されること等の理由から、単純従量制の採用という提案になったものです。
9 有料制導入にあたって留意すべき事項
意見の概要 意見数 市の考え方
ごみの減量には、自治会等の地域の協力が非常に大切になります。このため、普段から自治会、地域住民と対話を密にする必要があります。市民の協力が必要になるときだけ対話をしても効果は薄く、その対話は単に行政の押し付けにしかすぎません。 1件 ごみ問題は、行政と市民、事業者がそれぞれの責任を果たすとともに、互いに協力し合うことにより、良好な状態が保たれるものだと考えます。特に、自治会をはじめとした地域の協力は不可欠であり、市ではこれまでから、集積所の設置、管理や地域での一斉清掃などを通じて対話を続けてまいりました。今後においても、情報の交流等に努めてまいりたいと考えています。
現在、ごみ引取りの際に、それぞれに対して、処理券金額が400~1,200円に定められています。少し大きな容器、例えば「ポリペール45型ごみ箱」の場合、中に小さな小物等は入れられますが、各品に対する処理券は必要です。運送の手間等が軽減される状況での課金方法は一考されるべきです。 1件 小さな家電製品などは45リットルの袋に入れていただきましたら、それぞれに処理券の貼り付けは不要で、一袋400円で収集いたします。その他、粗大ごみの有料戸別収集につきましては、制度導入後6年が経過し、さまざまな問題点も指摘されていることから、今後、見直しも含めた検討を行ってまいります。
「車」のある家庭では一回の持込が100キログラムまで無料で同一家庭で何回も持込みが認められ優遇されています。高齢者の場合、年金生活者(低所得者)ほど持込みが困難になり、「免許証」の返上により負担が重いのが現状です。恵まれた人ほど優遇され、高齢者、弱者に対して負担が大きいので、早急に市民が平等な日々が送れるように切望します。 1件 小さな家電製品などは45リットルの袋に入れていただきましたら、それぞれに処理券の貼り付けは不要で、一袋400円で収集いたします。その他、粗大ごみの有料戸別収集につきましては、制度導入後6年が経過し、さまざまな問題点も指摘されていることから、今後、見直しも含めた検討を行ってまいります。
有料化アップにより意識を高めることも大事なことかもしれないが、逆に不法投棄が増えて、処理費用以上に、人件費等の負担が多くなり税金の無駄が発生するように思います。 1件 有料制の導入によって最も懸念される事項が、不法投棄と集積所以外へのごみの排出です。これについては、不法投棄監視員の充実やパトロールの強化、監視カメラの設置等により、不法投棄しにくい環境づくりを進めるとともに、店舗や事業者と連携を強化し、適正排出が行われるよう市民に協力と理解を求めていきたいと考えています。
また、環境美化に取り組んでいただいている市民や市民団体の方々との意見交換や情報交換に努め、市民ぐるみで良好な環境が保たれるまちづくりを進めていきたいと考えています。
不法投棄等の対策をしっかりしてほしい。 1件 有料制の導入によって最も懸念される事項が、不法投棄と集積所以外へのごみの排出です。これについては、不法投棄監視員の充実やパトロールの強化、監視カメラの設置等により、不法投棄しにくい環境づくりを進めるとともに、店舗や事業者と連携を強化し、適正排出が行われるよう市民に協力と理解を求めていきたいと考えています。
また、環境美化に取り組んでいただいている市民や市民団体の方々との意見交換や情報交換に努め、市民ぐるみで良好な環境が保たれるまちづくりを進めていきたいと考えています。
有料化になるとごみのポイ捨てが増えると思う。仕分けもなかなかできないと思うし難しいかもしれません。 1件 有料制の導入によって最も懸念される事項が、不法投棄と集積所以外へのごみの排出です。これについては、不法投棄監視員の充実やパトロールの強化、監視カメラの設置等により、不法投棄しにくい環境づくりを進めるとともに、店舗や事業者と連携を強化し、適正排出が行われるよう市民に協力と理解を求めていきたいと考えています。
また、環境美化に取り組んでいただいている市民や市民団体の方々との意見交換や情報交換に努め、市民ぐるみで良好な環境が保たれるまちづくりを進めていきたいと考えています。
この地域に移り住んで強く感じた事は、自分の家はきれいにするが家から出たごみをよそへ捨てる人がある事には驚きました。大人世代のそれを見て成長したのでしょうか、子供世代(20代~40代らしき子育て世代)のものと思われる不法投棄の多さです。あまりのマナーの欠如には悲しさを覚えます。 1件 有料制の導入によって最も懸念される事項が、不法投棄と集積所以外へのごみの排出です。これについては、不法投棄監視員の充実やパトロールの強化、監視カメラの設置等により、不法投棄しにくい環境づくりを進めるとともに、店舗や事業者と連携を強化し、適正排出が行われるよう市民に協力と理解を求めていきたいと考えています。
また、環境美化に取り組んでいただいている市民や市民団体の方々との意見交換や情報交換に努め、市民ぐるみで良好な環境が保たれるまちづくりを進めていきたいと考えています。
荒神山山道に不法投棄が3月末になると増える。荒神山はウォーキングに最適のコースです。琵琶湖をながめ四方の山々に四季を感じ、老若男女、多くの人が登り始めています。荒神山がゴミ山にならないようお願いします。 1件 有料制の導入によって最も懸念される事項が、不法投棄と集積所以外へのごみの排出です。これについては、不法投棄監視員の充実やパトロールの強化、監視カメラの設置等により、不法投棄しにくい環境づくりを進めるとともに、店舗や事業者と連携を強化し、適正排出が行われるよう市民に協力と理解を求めていきたいと考えています。
また、環境美化に取り組んでいただいている市民や市民団体の方々との意見交換や情報交換に努め、市民ぐるみで良好な環境が保たれるまちづくりを進めていきたいと考えています。
不法投棄所には監視カメラを設置してはどうですか。 1件 有料制の導入によって最も懸念される事項が、不法投棄と集積所以外へのごみの排出です。これについては、不法投棄監視員の充実やパトロールの強化、監視カメラの設置等により、不法投棄しにくい環境づくりを進めるとともに、店舗や事業者と連携を強化し、適正排出が行われるよう市民に協力と理解を求めていきたいと考えています。
また、環境美化に取り組んでいただいている市民や市民団体の方々との意見交換や情報交換に努め、市民ぐるみで良好な環境が保たれるまちづくりを進めていきたいと考えています。
10 施策の点検と進行管理
意見の概要 意見数 市の考え方
「ごみ減量対策と処理費用のあり方について」の要約に対して、意義を高めるために市から自治会などにアピールしてはいかがですか。 1件 広報ひこねや市ホームページ等、幅広いメディアを活用するとともに、各種の会合等、機会をとらえて説明を行っていきたいと考えています。
11 その他
意見の概要 意見数 市の考え方
処理施設の新設は荒神山周辺と聞いたが風光明媚な所なので景観を損なう。また、彦根なし園もあり公害影響も出てくる。そういった問題も検討してほしい。 2件 処理施設の建設にあたっては、安全にごみ処理ができる設備等を導入することは勿論、周辺の環境や景観にも総合的に配慮することが必要となります。また、余熱利用を行うなど、親しみやすい開かれた施設にしていかなければならないと考えています。
ごみ処理施設の移転にも反対です。イメージダウンになりかねないから荒神山という文字を入れないようにお願いします。 1件 処理施設の建設にあたっては、安全にごみ処理ができる設備等を導入することは勿論、周辺の環境や景観にも総合的に配慮することが必要となります。また、余熱利用を行うなど、親しみやすい開かれた施設にしていかなければならないと考えています。

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