彦根市低炭素社会構築都市宣言(案)についての意見公募手続結果

更新日:2019年08月30日

案件名

彦根市低炭素社会構築都市宣言(案)

意見等の提出期間

平成20年6月1日(日曜日)~平成20年6月30日(月曜日)終了

問い合わせ先

生活環境課

電話 0749-30-6116(直通)
ファックス 0749-27-0395

意見募集の趣旨

 わたしたちが化石燃料を利用することにより二酸化炭素などの温室効果ガスを大量に排出し、その代償として急激な地球規模での気候変動をもたらしています。わたしたち一人ひとりが地球温暖化問題を認識し、炭素排出削減にむけ責任ある行動を実践できるようにするため彦根市低炭素社会構築都市宣言を行うこととしましたので、宣言案について市民のみなさまのご意見を聞かせていただきました。
 お寄せいただいたご意見等について、これに対する市の考え方を整理いたしましたので公表いたします。なお、お寄せいただいたご意見に対して、個別に回答はいたしませんので、ご了承ください。

  • 意見の件数 8件(4人)
    内訳
    案の修正を行うもの 1件
    案の修正を行わないもの 7件

添付ファイル

意見の概要および市の考え方

 いただいた意見の概要およびそれに対する市の考え方は、次のとおりです。

1 「彦根市低炭素社会構築都市宣言」本文に対しての意見
意見の概要 意見数 市の考え方
「彦根市低炭素社会」ではなく、「彦根市低エネルギー社会」あるいは「彦根市エネルギー削減社会」にすべきです。ただ炭素を減らせばいいという考え方は単純であり、持続可能な社会を目指すことはできません。炭素排出の大元であるエネルギーを削減しない限り、持続可能な社会は望めません。つまり、次世代にこの地球をこのまま渡すことができないということです。 1件 温室効果ガスの削減には、省エネルギーは重要な要素ですが、地球温暖化の最大の要因となっている化石燃料の利用に伴う、炭酸ガス排出削減に向けた明らかな宣言とするため、低炭素社会という言葉を選択しました。
この文の場合、地球温暖化をもたらしたのは「人類」というカテゴリーに入るすべての者と捉えることとなります。しかし、地球環境に悪影響を与えているのは人類の一部、主として先進国の人間ではないのでしょうか。先進国の一員として日本の彦根市に住まいする私たちが地球温暖化の責任を認識し、CO2削減に向けた実践を誓うというストーリーにするのが自然のように思い「人類は、化石燃料…」という表現よりも「わたしたちは、化石燃料…」という表現の方が適切だと思われます。 1件 ご意見のとおりと認識し、「人類は、化石燃料…」の部分を「わたしたちは、化石燃料…」という表現に修正しました。
2 低炭素社会構築のための施策について
意見の概要 意見数 市の考え方
太陽光は石油火力に比べて1kw設備で年間0.7トンのCO2の排出を抑制できる。当市は良好な風況に恵まれないので自然エネルギーは太陽光発電が最善と考えられます。県内では住宅用太陽光発電施設に補助金を出している自治体もあるが、財政的に住宅に対する補助が難しければ、市施設への積極的な設置を提案します。 1件 今後、再構築する計画等の中で整理、検討していきます。
市内全事業所に通勤時に発生するCO2削減のため,通勤定期の現物支給や自転車通勤優遇策を創設(オランダでは税額控除、名古屋では自転車通勤手当を支給)し車から公共交通機関や自転車へのモーダルシフトを呼びかけます。
それにより、渋滞解消や公共交通機関の乗客増で収支もダイヤの増便等付加効果も期待できます。増便による利便性向上で車に乗れない高齢者の生活の足も確保でき、自転車通勤は健康増進にも役立つので市民の疾病率の低下による健保財政の改善も期待できます。
1件 今後、再構築する計画等の中で整理、検討していきます。
新築戸建住宅の太陽光発電設置義務化を求めます。市としても積極的な普及策を講じる必要があります。財政状況から補助金支給は至難と思われますが、太陽光発電設置住宅については一定期間固定資産税の減額を行うなど設置しやすい環境作りが必要です。また、市の窓口で、太陽光発電のさまざまな情報を提供するなど設置を後押しする施策を講じて頂きたい。 1件 今後、再構築する計画等の中で整理、検討していきます。
自転車はゼロエミッション交通手段で健康増進にも役立ち、健康保険財政にも好結果をもたらすのも期待できます。法律に基づいた彦根市には自転車駐車場の設置条例があるが設置基準が明記されていないため、大型店舗であるに係わらず設置されていない所が多い。設置基準を明確にして設置促進を希望します。歩車分離は白線でなく車の侵入を防止する縁石設置等歩行者&自転車通行の安全確保対策実施を希望します。 1件 今後、再構築する計画等の中で整理、検討していきます。
ガソリン自動車に比較して天然ガス(以下LNGと略称)自動車は排ガス中に含むCO2が20~30%少ないと言われています。滋賀県内には湖南地方に2ケ所LNGスタンドがあります。湖東地域にもLNGスタンドの存在が必要なのではないでしょうか。 1件 今後、再構築する計画等の中で整理、検討していきます。
軽ガソリン車から環境に良い車に乗換を検討したときLNG車も検討しましたがLNGスタンドが湖東地域に無いことと排ガス中のCO2は減っても出ることは間違いないので、CO2ゼロのEVを購入しました。自動車メーカー各社が来年から再来年にかけて EVの発売を公表していてEV時代の到来しようとしています。EVは自宅のコンセントから充電可能ですが、一回の充電で走行できる距離は電池容量で限界があります。ガソリンスタンドは全国津々浦々あり、ガス欠の心配は皆無です。EV普及のためには電気スタンドは必須インフラと言えるのでインフラ整備を願います。全国に先駆け市が流通業界等に呼びかけて設置を広めて頂きたい。 1件 今後、再構築する計画等の中で整理、検討していきます。

この記事に関するお問い合わせ先

企画振興部 まちづくり推進課

電話:0749-30-6117
ファックス:0749-24-3288

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