(仮称)ふるさと彦根応援寄附条例骨子案についての意見公募手続結果

更新日:2019年08月30日

案件名

(仮称)ふるさと彦根応援寄附条例骨子案

意見等の提出期間

平成20年6月26日(木曜日)~平成20年7月25日(金曜日)終了

問い合わせ先

企画振興部まちづくり推進室

電話 0749-30-6117(直通)
ファックス 0749-22-1398(代表)

意見募集の趣旨

 「ふるさと納税制度」とは、生まれ故郷や思い出の地など、応援したいと思う地方自治体(都道府県・市町村)に「寄附」をした場合に、所得税や居住する自治体の住民税が軽減される制度です。
 寄附する人にとっては、ふるさと彦根とのきずなを強め、一方、彦根市にとっては、寄附金を財源として、活力あるまちづくりを進めることができます。
 彦根市では、この制度を導入するにあたり、ふるさと彦根やひこにゃんを「応援したい!」という皆さんの思いに応えられるよう、彦根市らしい魅力ある制度とするために、寄附金の使い道などを定める「(仮称)ふるさと彦根応援寄附条例骨子案」を作成し、ご意見をお聞かせいただきました。
 お寄せいただいたご意見等について、これに対する市の考え方を整理いたしましたので公表いたします。なお、お寄せいただいたご意見に対して、個別に回答はいたしませんので、ご了承ください。

  • 意見の件数6件(2人)
    内訳
     案の修正を行うもの 0件
     案の修正は行わないが、運用において意見を反映させるもの 2件
     案の修正を行わないもの 4件

意見募集時の公表資料

意見の概要および市の考え方

 いただいた意見の概要およびそれに対する市の考え方は、次のとおりです。

1 事業の区分(寄附金の使途)について
意見の概要 意見数 市の考え方
寄附金の使い道を事業メニューから選択してもらう方式では、選択された事業目的でしか(財源として)使用できなくなる。このため、寄附の見込み額が分からない現状においては、選択式とはせずに、2つの事業に使用することを前提に寄附してもらうほうがいいのではないか。
(個人的には文化財の保存と校舎等の施設整備の2事業にしてはどうかと思う。)
1件 他の自治体ではご意見のような方法で寄附を募っているケースも見受けられますが、具体的な事業を複数示したうえで、その中から寄附者が選択する仕組みのほうが、寄附者の「想い」に応えることができると考えます。
このため、ご意見に基づく修正は行いません。
使途目的を指定できることには好感をもてるが、希望する区分がない場合には、逆に寄附を躊躇してしまうのではないか。
(個人的には、企業誘致や区画整理事業、道路整備など、市の発展やインフラ整備のための区分の策定を希望する。)
1件 事業の区分に希望されるメニューがない場合には、6つ目の「ふるさと彦根まちづくり事業」を指定していただき、その際に「どのような事業分野に使ってもらいたいか」という意向を確認させていただくことで、寄附者の希望に沿うような使い方ができる仕組みにしたいと考えています。
寄附金の使い道を寄附者がある程度自由に指定ができるようにしてはどうか。 1件 事業の区分に希望されるメニューがない場合には、6つ目の「ふるさと彦根まちづくり事業」を指定していただき、その際に「どのような事業分野に使ってもらいたいか」という意向を確認させていただくことで、寄附者の希望に沿うような使い方ができる仕組みにしたいと考えています。
2 基金について
意見の概要 意見数 市の考え方
複数の基金を設けることで、返って管理に手間や時間がかかり、煩雑になる恐れがあるため、1つの基金で十分ではないか。 1件 今回対象となる6つの基金うち、5つは既設のものであり、それらを管理する担当課がすでにあることから、管理が煩雑になる恐れはほとんどないと考えます。また、1つの基金で管理する場合であっても、事業ごとに寄附金額等を把握して、その内容に応じた基金管理を行う必要があるため、複数の基金を設けるよりも効率的であるとは必ずしも言えないと考えます。
このため、ご意見に基づく修正は行いません。
事業ごとに基金を細かく分けることで、寄附額に偏りが生じたり、また、偏りにより事業の実行性が遠退いたりするのではないかと懸念する。 1件 寄附金については指定のあった事業ごとに財源として使用することから、基金が1つか複数かにかかわらず、事業の区分によって寄附額に偏りが生じることが考えられます。この場合、寄附額の少ない事業についても、市として寄附者の想いにお応えできるよう 実施の必要性が高い事業については、市の予算で実行性を確保していく予定です。
3 その他について
意見の概要 意見数 市の考え方
寄附金の額に応じて、(例えば5千円以上であれば)彦根市の名産を送るなど、寄附した方にも記念となるものを贈呈してはどうか。
寄附金の額を指定することはできないかもしれないが、できる限り多くの寄附金を募りたいのであれば検討すべき。
1件 条例には規定しませんが、市として寄附者への感謝の気持ちを表すために、5千円以上の寄附をされた方に対して、記念となるような彦根ならではのものをお礼としてお渡ししたいと考えています。

この記事に関するお問い合わせ先

企画振興部 まちづくり推進課

電話:0749-30-6117
ファックス:0749-24-3288

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