第2期彦根市障害福祉計画(素案)についての意見公募手続結果

更新日:2019年08月30日

案件名

第2期彦根市障害福祉計画(素案)

意見等の提出期間

平成21年1月20日(火曜日)~平成21年2月20日(金曜日)終了

問い合わせ先

彦根市障害福祉課

電話 0749-27-9981
ファックス 0749-26-1767

意見募集の趣旨

 彦根市では、障害者および障害児が住みなれた地域で、自立した日常生活や社会生活を営めるよう、障害者自立支援法の規定に基づき「第2期彦根市障害福祉計画」を作成することといたしました。
 作成に当たって、この計画をより実効性のあるものとするため、「第2期彦根市障害福祉計画(素案)」に対する市民の皆さんのご意見等をお聞かせいただきました。
 お寄せいただいたご意見等について、これに対する市の考え方を整理しましたので公表いたします。なお、個別に回答はいたしませんので、ご了承ください。

  • 意見の件数 14件
    内訳
     案の修正を行うもの 8件
     案の修正は行わないが、運用において意見を反映させるもの 0件
     案の修正を行わないもの 6件

本表をご覧いただくにあたって

 お寄せいただいた意見に対して、採択させていただくものには意見の概要を太字にして表示しています。

意見募集時の公表資料

意見の概要および市の考え方

 いただいた意見の概要およびそれに対する市の考え方は、次のとおりです。

第4章 数値目標

1 入所施設の入所者の地域生活への移行
意見の概要 意見数 市の考え方
「施設入所が必要で入所定員の関係から待機している人もあります。」とあるが、入所の待機者や新たな入所希望者が計上されていないのではないか。
また、在宅での待機者を解消する方策の記載がない。
2件 基本的に国の指針に基づき、市の実績等を踏まえ、第1期の彦根市障害福祉計画の数値目標を踏襲した設定をしており、入所待機者に見合う人数を地域移行しようとするものではありません。【32ページ】

第4章 サービス見込量と確保のための方策

1 サービス見込量と確保のための方策について

(2)日中活動系サービス
意見の概要 意見数 市の考え方
居住系サービスの部分について
子どもが児童デイサービスを利用しているが、定員がいっぱいで、利用できる日や時間が限られている。スタッフを増やすか、利用できる施設を増やしてほしい。
1件 対象者数の増加に対応した基盤整備を進めることを記載しており、取り組みを進めます。【45ページ】
日中活動系サービスの部分について日中活動の場として作業所があるが、計画では形態も不明のままだ。重度の心身障害者が地域で暮らせるように、お風呂や短期入所ができる場所を彦根市内で作ってほしい。 2件 各サービスの見込量は、事業所の移行予定を考慮し設定を行っています。第2期計画では市内作業所の継続を想定していません(障害福祉サービス事業所へ移行)。【66ページ】
文中「サービス見込み量確保のための方策」欄の記載に「重症心身障害等」を加えます。【46ページ】
(3)居住系サービス
意見の概要 意見数 市の考え方
施設入所の見込量確保をどのように計画に提示し、実現するのか。居住系サービスについて、課題としてあげている点とサービス量確保との整合性が取れていない。自立支援法の新体系で、入所からいきなりグループホームへ移行を強行に進めていると誤解しているのではないか。体験宿泊(グループホーム)を整備し、訓練して徐々に地域で住むことに慣れるという計画があっても良いのではないか。 2件 グループホームやケアホームの整備は、事業者や圏域での調整を図り、見込量の設定を行っています。【47ページ】
課題への対応として、方策欄に事業者への支援を掲げています。また地域移行のための体験事業は、市単独事業として実施していることから、方策の項目に「グループホーム等の体験宿泊利用等に関する事項」を追加します。【48ページ】
現在のグループホーム・ケアホームについては、障害者の方の高齢化を検討願いたい。ホームでの世話人の方の昼間の給料は現在、予算はありません。また、障害者の生涯の世話をグループホーム・ケアホームが受けることに関して検討願いたい。「さまざまな立場の関係者とともに議論・検討を進めます。」とあるが、第1期の計画と同じ文言で計画が前進している実感が持てない。もっと力強く実行できる内容にしてほしい 2件 方策の項目第6項中の表現修正
「関係者の願いをもとに議論・検討を行い、具体的取り組みを進めます。」と修正します。【48ページ】
大津市内で開設された「ケアホーム大平」のように医療的ケアを必要とする重症者(重度障害者)のケアホームを彦根市でも実践してほしい。 1件 重度の障害のある人に対するケアホームでの生活支援体制が整えられるよう、事業者に対する支援に努めることを表記しています。【48ページ】
また、方策の中で「医療的ケアを要する人も利用できるよう介護事業所等の調整を進める」旨を追記します。【69ページ】

2 地域生活支援事業の必要な見込みおよび見込量確保のための方策

(6)任意事業
意見の概要 意見数 市の考え方
医療的ケア児も利用できる日中一時の充実化を早急に望む。地域での住みやすい生活を推進するなら、すべての障害者を受け入れてもらえる日中一時支援事業を重視すべきだ。 1件 方策の項目に「医療的ケアを要する人も利用できよう介護事業所等の調整を進める」旨を追記します。【69ページ】

素案全体

素案全体
意見の概要 意見数 市の考え方
地域生活を支援するための確率の高い計画に繋がっていない、それは世話人の不足ではないか。世話人を育成する講座を開設するか、元気な高齢者に呼びかけるといった具体的な計画が無い。 1件 世話人の人材発掘については、3「重点推進施策」において検討しており、取り組みを進めます。【28ページ】【29ページ】
また、方策の中で「地域住民への障害の理解・啓発のための活動やボランティアの育成などを促すため、その支援をする」旨を追記します。【67ページ】
計画の相当な部分で、湖東地域障害者自立支援協議会に依存する形が見られる。彦根市としてどんな体系で推進するか実感することができない。再度検討してほしい。 1件 市の計画として主体性を持って取り組んでいくことを前提とし、その中で、自立支援協議会を活用していきます。
自立支援協議会欄の前文に「市の主体性」の文言を追加します。【26ページ】
障害のある人が、少しは地域で安心して暮らせる希望の持てる計画にしたい。 1件 計画を推進していくなかで、より具体的な取り組みを進めます。

この記事に関するお問い合わせ先

企画振興部 まちづくり推進課

電話:0749-30-6117
ファックス:0749-24-3288

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