第3期彦根市障害福祉計画(案)についての意見公募手続結果
案件名
意見等の提出期間
平成24年2月8日(水曜日)~平成24年3月8日(木曜日)終了
問い合わせ先
障害福祉課
電話 0749-27-9981
ファックス 0749-26-1767
意見募集の趣旨
彦根市では、障害のある人が住みなれた地域で、自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、障害者自立支援法の規定に基づき「第3期彦根市障害福祉計画」の作成を進めています。この計画をより実効性のあるものとするため、その素案を公開し、市民の皆さんからの意見を募集します。
お寄せいただいたご意見等は、これに対する市の考え方とともに整理したうえで公表いたします。なお、お寄せいただいたご意見に対して、個別に回答はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
- 意見の件数 29件(5人)
内訳
案の修正を行うもの 7件
案の修正を行わないもの 22件
すでに案に記載済みのもの 0件
その他(参考意見) 0件
意見を反映させた公表資料
「第3期彦根市障害福祉計画」(案) (PDFファイル: 369.4KB)
意見の概要および市の考え方
いただいた意見の概要およびそれに対する市の考え方は、次のとおりです。
意見の概要 | 意見数 | 市の考え方 |
---|---|---|
17~19ページ 基本理念と基本方針 「障害者と団体のアンケートの結果と課題」は、毎年変化がないようで残念。市の基本方針・理念と並べて、障害者と団体との「協働」の文言を入れた方が良いのではないか。 |
1件 | 次期「彦根市障害者計画」(ひこね障害者まちづくりプラン)で検討します。 |
17~19ページ 基本理念と基本方針 障害福祉推進会議委員の意見の中に、「一般就労と福祉就労の捉え方を検討するより、基本は労働がきちんと評価されることが重要」とあり同感である。 |
1件 | 計画書の基本方針で「福祉的就労や一般就労などその人らしい就労の機会の拡充をめざします」と記載しており取り組みを進めます。【19ページ】 |
17~19ページ 基本理念と基本方針 「障害」にとらわれ過ぎないように、障害別の支援ではなく、基本は当事者個々の生活のしにくさに対する専門的な支援をしていただけるよう切望する。 |
1件 | 計画書の基本理念で「障害のある人のすべてが生涯にわたって安心して暮らし、余暇活動や就労をはじめ社会参加できるまちをめざし、彦根市やサービス事業所、関係機関が連携しながら、障害のある人一人ひとりを支援します。」と記載しており、取り組みを進めます。【18ページ】 |
意見の概要 | 意見数 | 市の考え方 |
---|---|---|
17~19ページ 基本理念と基本方針 25~60ページ サービス見込み量と確保のための方策 入院している精神障害者は、住居保障、所得保障、24時間365日相談・介護支援および救急体制が整っていないため退院したくても退院できない。この計画では、障害者が支援を受けながら地域で安心して生活し、社会参加し、生きがいのある生活ができることを目指すように感じた。そのためのたくさんのサービスメニューと実施するための方策が書かれているが、障害者の全体数からみると数量的に少ないが、少しずつ増やしていただきたい。 |
1件 | 計画の着実な実施に努めたいと考えます。 |
17~19ページ 基本理念と基本方針 25~60ページ サービス見込み量と確保のための方策 計画では、事業所および人材の確保などと書かれているが、現状ではなかなか人材が定着しないという問題があると聞いている。支援者は、それぞれの障害特性を理解しなければならず、研修や経験を積むことで障害を理解し、いい支援につながる。行政が事業者に対して、人材が定着するために、給与や福利厚生などできることはどんどんかかわっていただきたい。 |
1件 | 計画書にもサービス提供を支える人材の確保や育成について記載しております。 |
17~19ページ 基本理念と基本方針 25~60ページ サービス見込み量と確保のための方策 障害者や家族の大きな安心となるように、いい制度やサービスが利用しやすいものとなるように、障害特性を理解した多くの支援者がいる環境となるようにぜひお願いしたい。 |
1件 | 計画の着実な実施でそのような環境整備に努めたいと考えます。 |
意見の概要 | 意見数 | 市の考え方 |
---|---|---|
26~27ページ 1(1)訪問系サービス〈居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護、重度障害者等包括支援〉
|
1件 | ご意見を参考に、計画書修正します。【参照27ページ】
|
28ページ(2)日中活動系サービス
|
1件 | ご意見1.については、ここでは、「せいふう」の現状について記載したものであり、将来的に「せいふう」1箇所ということを意味したものではありません。 ご意見2.については、計画書を修正します。【参照28ページ】
|
28ページ (2)日中活動系サービス
|
1件 | 計画書のサービス見込量確保のための方策「湖東福祉圏域における基盤整備を促進するため、事業所整備に対する支援を行います。」と記載しており、必要性の検討は行なっていきます。【28ページ】 |
34ページ (2)日中活動系サービス
|
1件 | ご意見を参考に計画書を修正します。【参照34ページ】
|
35ページ (2)日中活動系サービス
|
1件 | ご意見のとおり、現状把握に努めていきます。 |
36~37ページ (3)居住系サービス
|
1件 | 計画書のサービス見込量確保のための方策に「障害のある人が、障害の特性や加齢に関わらず、住みなれた場所に住み続けたいというニーズへも対応できるように、障害のある人の願いを尊重して、一人ひとりに適したサービスのあり方について検討します。」と記載しており、ここで対応することになります。【37ページ】 |
意見の概要 | 意見数 | 市の考え方 |
---|---|---|
43~44ページ(1)相談支援事業
|
1件 |
ご意見を参考に、計画書を修正します。【参照44ページ】
|
43~44ページ(1)相談支援事業
|
1件 |
ご意見を参考に、計画書修正します。【参照44ページ】
|
47ページ (4)日常生活用具給付等事業 給付用具の世帯要件等の条件の見直しや、音声血圧計などの新たな給付対象用具としての追加を検討いただきたい。 |
1件 | 計画書のサービス見込量確保の方策に『日常生活用具の新たな技術開発・動向等について情報収集に努め、必要により追加品目の導入や給付要件の見直しなどを検討します。』と記入しております。【47ページ】 |
48ページ (5)移動支援事業 重度障害者に対応できる事業所の確保と、福祉輸送の充実をお願いしたい。また、介護タクシーの運賃の統一化を行政の方から働きかけてほしい。 |
1件 | 計画書のサービス見込量確保のための方策「事業所における移動介護技術の向上を促し、さまざまな障害特性に対応したサービス提供を促進します。」と記載しており、重度障害者に対応できる事業所の確保等については対応します。【48ページ】 介護タクシー運賃の統一については、道路運送法のことや、各事業所のことなど困難な部分が多くあると考えます。 |
51~52ページ (7)任意事業
|
1件 |
ご意見のとおり計画書を修正します。【参照51ページ】
|
51~52ページ (7)任意事業
|
1件 | 計画書のサービス見込量確保の方策「重度の肢体不自由障害のある人や医療的ケアが必要な人、精神障害のある人や行動援護の必要な人、発達障害のある人等に対応できる人材確保やサービス内容の充実などに対応するため、介護事業所等における事業実施を促進します。」と記載しており、人材確保には、看護師も含まれます。【52ページ】 |
54ページ (7)任意事業
|
1件 | ご意見を参考に、計画書を修正します。【参照54ページ】
|
意見の概要 | 意見数 | 市の考え方 |
---|---|---|
26~27ページ 1(1)訪問系サービス〈居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護、重度障害者等包括支援〉 48ページ 2(5)移動支援事業 通院介助(居宅介護)、同行援護、移動支援など、同じ外出を支援するサービスであるのに、サービス名によって条件や制約が異なる。外出を支援する制度・事業として、細かな規定をしないで、大まかな制度で対応し、利用者が利用しやすいものとしてほしい。 |
1件 | 一定の制度上の制約はいたし方ありませんが、利用しやすさやサービスの丁寧な説明等に努めたいと考えます。 |
26~27ページ 1(1)訪問系サービス〈居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護、重度障害者等包括支援〉 48ページ 2(5)移動支援事業 視覚障害者外出介護が、移動支援事業から同行援護へ移行するに伴って、これまで支援していたヘルパーや事業所がこの事業から撤退しないように、行政から事業所へ強く指導してもらうなどの対策をとってほしい。一時に、多くのガイドヘルパーが必要になる場合でも利用しやすいようにしてほしい。 |
1件 | 計画書のサービス見込量確保の方策に『同行援護サービス事業所を確保し、移動支援事業から同行援護サービスへ円滑な移行を図ります。』を記入しており、取り組みを進めます。【27ページ】 |
26~27ページ 1(1)訪問系サービス〈居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護、重度障害者等包括支援〉 48ページ 2(5)移動支援事業 市が主催する行事などに参加を支援する、外出支援ボランティアの養成などの対策もお願いしたい。 |
1件 | 次期「彦根市障害者計画」(ひこね障害者まちづくりプラン)のボランティアの確保等で検討します。 |
第5章 全体 次年度目標設定は過去の伸び率から算定とあるが、ニーズは適切な分析結果か。 |
1件 | 細かなニーズまで分析はできていませんが、卒業生の状況や地域移行の状況や利用見込等を勘案して見込量を推計しています。 |
第5章 全体 自立支援のために本当に必要なサービスは何か。発達障害のように、現在のサービス利用につながらない、又、現行ネットワークにのらない者の調査分析は適切に行われたのか。 |
1件 | 細かなニーズ調査は行っていません。 |
第5章全体 現行ネットワークにのらない障害者に対して、ニーズがあればタイムリーに柔軟な対応をお願いしたい。 |
1件 | 計画書にも記載しています。例えば、生活介護「障害特性や加齢など一人ひとりに適したサービスのあり方について検討します。」、共同生活援助、共同生活介護「障害のある人が、障害の特性や加齢に関わらず、住みなれた場所に住み続けたいというニーズへも対応できるように、障害のある人の願いを尊重して、一人ひとりに適したサービスのあり方について検討します。」などです。 |
意見の概要 | 意見数 | 市の考え方 |
---|---|---|
実績評価で次期計画の目標値設定は理解ができるが、発達障害のように現行のサービス利用につながりにくく実績が上がらないものがあるので、実績にあがってこない障害についても、障害福祉計画に載せていただきたい。 | 1件 | 数値については、これまでの利用実績や卒業生の状況、地域移行の状況等を勘案して見込を推計することになります。数値に現れない部分は、相談支援体制や計画推進体制で、ニーズや課題を拾いあげて、次につなげていくことになると考えます。計画書の基本理念で「障害のある人のすべてが生涯にわたって安心して暮らし、余暇活動や就労をはじめ社会参加できるまちをめざし、彦根市やサービス事業所、関係機関が連携しながら、障害のある人一人ひとりを支援します。」と記載しており、その取り組みを進めます。【18ページ】 |
障害福祉施策は、これまでもこれからも変わっていく。国から地方や地域へ実施主体が変更になっている。最近は「地域で」「地域で」と言われるが、地域ですることがすべてよいとは限らない。福祉サービスの体系や財政面では全国統一でされるべきで、福祉サービスの提供に地域によっての格差があってはならないと考える。 | 1件 | 本計画は障害者自立支援法に基づき、国の「基本指針」、県障害福祉計画との整合性に配慮して策定しています。また、計画書の基本理念で「障害のある人のすべてが生涯にわたって安心して暮らし、余暇活動や就労をはじめ社会参加できるまちをめざし、彦根市やサービス事業所、関係機関が連携しながら、障害のある人一人ひとりを支援します。」と記載しており、その取り組みを進めていきます。【18ページ】 |
障害福祉サービスは、居宅介護や通所施設が介護保険に比べて少なすぎるし、人員不足が深刻な問題である。人員の不足の解消が重要な課題で、その課題解決がないと、よい制度にならない。 | 1件 | 計画書にもサービス提供を支える人材の確保や育成について記載しております。計画の着実な実施で、その問題が解決につながればと考えます。 |
障害者を画一的なものさしで福祉サービスを行うことは非常に無理があり、障害種別によって大きな違いがある。利用者一人ひとりに対応したサービスが必要であり、制度で実施するのは最低限のものであると考える。 | 1件 | 計画書にも「障害特性や加齢など一人ひとりに適したサービスのあり方」や「一人ひとりの思い」に添ったサービスのあり方について記載しています。 |
更新日:2019年08月30日