70 塔心礎(普光寺廃寺)

更新日:2019年08月30日

塔心礎(普光寺廃寺)(とうしんそ(ふこうじはいじ))

塔心礎の写真
  • 市指定 平成23年3月9日
  • 所在地 普光寺町
  • 所有者 廣濱神社
  • 時代 7世紀後半

 普光寺廃寺は、市内普光寺町の廣濱神社(ひろはまじんじゃ)一帯に建立(こんりゅう)されていた白鳳寺院(はくほうじいん)です。白鳳寺院は7世紀後半に建てられた古代寺院で、市内には普光寺廃寺の他に5箇所でその痕跡(こんせき)が確認されています。周囲には「堂畑(どうはた)」「堂ノ北(どうのきた)」「大伝(だいでん)(大殿に通じる?)」など寺に関する小字名が残っており、寺院があったことを窺(うかが)わせています。塔心礎は、塔の中心部を貫く心柱(しんばしら)の基礎で、塔の他の礎石(そせき)に比べて大きなものが使われるため、塔がなくなった後でも塔心礎のみ現位置に残される事例が多く見られます。廣濱神社にある塔心礎は、辺長が約2.2メートルの隅丸(すみまる)の方形(ほうけい)をしており、その内部に直径約85センチメートルの柱穴が掘られており、白鳳期の形態的特徴を示しており、市内で唯一現況が確認できる重要な資料です。

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