平成29年度ごみ処理統計
平成29年度ごみ処理統計の概要
ごみ処理量の推移
彦根市では、平成34年度までに、ごみの年間排出量を37,000トン以下にすることを目指しています。
これを市民1人が1日に出すごみの量に当てはめると、1日当たり900グラム未満です。
平成29年度のごみの排出量は、平成28年度から667トン減少し、36,210トンとなっています。また、市民1人1日当たりのごみの排出量は、880グラムとなりました。
平成34年度の目標を達成することはできていますが、滋賀県平均の1人1日当たりのごみの排出量は831グラムとなっており、県内他市町と比べ、彦根市のごみの排出量は多いことから、ごみの減量に向けた取組を継続していく必要があります。
資源化量の推移
資源化量については、平成22年度以降、減少傾向にありましたが、平成27年度に草木・剪定枝の資源化や焼却灰の資源化を開始したことにより、大きく増加しています。平成28年度からは埋立ごみを選別し一部資源化を開始したほか、平成29年度からは使用済電球や水銀含有製品の分別回収を始めていますが、古紙の集団回収量が減少傾向にあり、資源化量は減少しています。
平成29年度の資源化量は、平成28年度から259トン減少し、5,980トンであり、ごみの排出量に占める割合は、16.5パーセントとなっています。
し尿処理量の推移
し尿や浄化槽汚泥の搬入量については、公共下水道や合併浄化槽の普及により減少傾向にあります。
ごみ処理経費の推移
清掃センターのごみ焼却場などの各施設は、老朽化が進んでおり、毎年、補修や整備を実施して、老朽化による機能低下や処理能力低下を最小限に抑えるように取り組んでいます。
そのため、現在の施設を安定して稼働していくための補修や整備に要する経費が増加しており、ごみ処理経費は増加傾向にあります。
平成29年度のごみ処理経費は、約15億7百万円で、市民1人当たりで見ると、約13,300円となっています。
平成29年度ごみ処理統計
ごみの減量に向けて
平成29年度に行った家庭ごみの調査結果から、燃やすごみの中には、リサイクル可能な「紙ごみ」や食べられたのに捨てられている「食品ロス」が多く含まれていることがわかりました。
これらのリサイクルできるものやまだ食べられるものなどの「もったいないごみ」を減らすことで、燃やすごみを削減できる余地があると考えられます。
古紙等の店舗回収
古紙等の集団回収
更新日:2020年12月18日