「彦根城」の世界遺産事前評価申請書の提出に係る 彦根市長コメントついて
市長コメントについて
この度、文化庁から、「彦根城」の世界遺産事前評価申請書をユネスコに提出したとの発表がありました。
このことをうけて、彦根市長のコメントを下記のとおりお知らせします。
さる7月4日、文化審議会から今後の世界文化遺産への推薦に係る意見として、彦根城については、「事前評価制度を活用して顕著な普遍的価値の検討を進めることが有効である」と示されて以降、本市は、滋賀県とともに文化庁と協議を重ね、申請書の作成を進めてまいりました。そしてこの度、事前評価申請書をユネスコに提出したとの発表がありました。今後、イコモスから彦根城の顕著な普遍的価値にかかる助言を受けますが、文化庁、滋賀県と連携して、適切に対応してまいりたいと考えております。
彦根城の世界遺産登録は、1992年に彦根城が世界文化遺産暫定リストに記載されてから、彦根市民が長い間実現を望んできた「悲願」です。本市におきましては、彦根城の世界遺産登録作業を最も重要な施策の一つに位置付けており、引き続き彦根城を守り、活かす持続可能なまちづくりに取り組んでまいります。近年では、彦根城の世界遺産登録が本市の近隣市町の地域振興にも大きな意味をもつという認識が高まり、大きな期待を感じております。近隣市町との連携を深め、彦根城の世界遺産登録実現に向けて邁進してまいります。
令和5年9月5日
彦根市長 和田 裕行
更新日:2023年09月05日