女性消防団員ヒコネサンフラワーズ活動紹介

 彦根市消防団では、市民により身近で新鮮な消防団になることを目的に、女性消防団員を採用し、昭和63年5月女性消防団員ヒコネ・サンフラワーズ（定員30名）が誕生しました。女性消防団員の採用は、きめ細かな広報活動と消防団の活性化をより一層図るとともに、女性の社会参加を促すものです。

 名前の由来

 サンフラワーを日本語に訳すと、「ひまわり」を意味します。女性消防団として地域、家庭の出火防止の「火廻り」という仕事と花の「ひまわり」を兼ね合わせたものです。
 また、ひまわりの花言葉は「光輝」といい、「ひかりかがやく」「名誉な」を意味することから、名誉ある彦根市消防団の団員として、光りかがやいてほしいという思いから「HIKONE・SUNFLOWERS」と名付けました。

 「男女雇用機会均等法」の制定にもみられるように、現代社会においてはその社会的な役割については「男性だから」「女性だから」という垣根は消えつつあります。これまでの消防団は男性中心の組織でしたが、時代に即した新しい消防団として、その活動に女性の能力を活用することが不可欠になっていると言えます。
 このような中で、若年層の消防団員の確保が年々困難になっており、同時に消防団員のサラリーマン化も確実に進んでいます。また、災害に直接に対処するだけでなく、高齢者や地域社会に対する火災予防活動を重視しなければならないようになっています。
 このような状況下で広報活動、予防指導、災害弱者対策等の部門で女性だからこその能力を発揮した女性消防団員の活躍が大いに期待されます。

 消防広報活動、火災予防啓発、災害現場での情報収集等、後方支援活動を主な任務としています。

1. 広報活動（街頭広報・巡回広報・現場広報）
    春・秋の火災予防運動にあわせて、街頭でチラシ等を配り火災予防を呼びかけたり、啓発活動を行っています。また、災害現場においては、現場指揮本部の要員として災害情報の収集、現場広報等を行っています。
2. 研修・訓練
    さまざまな災害に対応するために、初期消火訓練、救命講習、火災防御訓練等各種訓練を実施しています。

 消防操法技術の正確さ・スピード・チームワークを競う、第23回全国女性消防操法大会に滋賀県を代表し、彦根市消防団ヒコネサンフラワーズが出場しました。

あなたも入団しませんか？
彦根市消防団ヒコネサンフラワーズでは女性消防団員を募集しています。