入選

大薮町 野上雄三


作品 (評)
少年がおたまじゃくしを見つけた。友達も集まって覗き込む。水面に映る顔をすかして蝌蚪が驚き顔一面に逃げまどう。呼吸に浮上した波紋が顔を異様に崩す二重写しの面白さを演出している。それにしても蛙の激減は寂しい。


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