入選
南川瀬町
飛田ちず
(評)
幼い児が手に持っているゴム風船であろう。しっかりと手に持っていなければ空へ飛んで行ってしまう。「逃げたがる糸」とはうまく言ったものである。春らしいのどかな風景を想像させられる。(紫水)