総評


 本年は昨年と同じ応募形式でなかったせいで戸惑われたのか少し応募が減少したのが惜しまれる。また近隣町村への案内方法も考えて見る必要があるかと思う。

 これは昨年も感じたことだが、全体的に見て保守的な作品が多いように見受けられるのもやはり城下町の特徴なのかも知れないと思った。

 しかし、入選作品については優秀な句が揃っていてどれを選ぶか苦労したほどである。

 なお、選句用にと送られてきた句稿は、よく整理されていたので読みやすく、選句するのに気苦労もなく楽しく拝見することが出来た。事務局の方のご努力に感謝申し上げたい。

 また、惜しくも入選されなかった句の中にも多くの佳句があったが、数に制限があり、止むを得ず選外とさせて頂いたが、次の機会に再挑戦されることを期待している。

(いさを)


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