入 選
( 評 )
在間とは時候の挨拶、人と人との挨拶のようなものである。浦近く住む人達にとっては、湖を庭の様に親しみ、また鴨を見ることによって一種の安堵感を抱く。まだ帰らずにいる鴨にまだ居たのかという心の挨拶をしたのであろう。
(紫水)