入 選
( 評 )
聖地、霊場を巡拝する人々が枯野道を歩いて行く。身に付けた鈴の音が、前を歩いて行く人の鈴を追うごとく澄んだ音色をたてている。その姿には尊いものがある。
(紫 水)