俳句 市民文芸作品入選集
特 選

作品
( 評 )
抑々、祭の字の構成は肉を手で掴み三本脚の卓に乗せて神饌(みけ)に供する図。麻(を)で弓なりに結ばれた鯉が神前で三方(さんぽう)を鳴らす。いけにえの身御供(みごく)が哀しい三千年の歴史を物語る音である。京都の子女暴行牧師の驕慢も亦然り。           
(湖 風)

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