応募をされた八十四名の句友の皆さまに、お礼を申し上げたい。
　ただ、 ここ五年間では最も応募数が少なく、前年の三〇三句を大きく割込んでいるのが気がかりである。
　これは、広報紙紙面の掲載が小さく見落としたの声も耳にしているので、これも起因しているのではないだろうか。
　野田一路、古株鏡水両先生の力を借りて、その任を果させて頂いたことを感謝するところである。
　築城四〇〇年の年であった事から 「城映える」の句に多くの秀句が見られた。
　惜しくも選に洩れた句でも、決して入賞句に何等引けをとるものではなかった事を特に申し添えたい。
　来年を目指し捲土重来を祈りたい。