2008
第57回(平成20年度) 57th
彦根市美術展覧会 An art exhibition
入賞作品集 A work of selected arts
 
写真
写真部門   審査員 : 八木 祥光  先生    
<総評> いろいろなジャンルの写真があり、作品に偏りがなく、今まで見られなかった作品もありました。全体的にバラエティにとんでいる印象を受け、自分の好きなジャンルの個性を伸ばせばよい写真がでてくると思います。

 ※作品をクリックすると拡大表示します。
 
市展賞
作 品 タイトル 住 所 氏 名
市展賞
晩秋の陽ざし
愛荘町 
小椋 俊道
被写体のみせ方がうまい。構図がシンプルで画面の切り取り方、光線(逆光)の読み、背景の処理もよく、インパクトの強い写真です。
 
特選
作 品 タイトル 住 所 氏 名
特選1
寒いお堀を スーイ・スーイ
旭町

池田 誠

特別賞 (社)彦根観光協会会長賞
雪のついた立木を左に配置し、額縁のような効果があります。白鳥が冬の湖面に泳いでいて、静寂感の中にも動きがあり、日本画の名画を見ているようです。
特選2
静寂
東近江市 小林 三郎
特別賞 彦根ロータリークラブ会長賞
手前の黒い立木が花と対照的で画面をぐっと引き締めているため花がより鮮明に印象づけられています。静けさの中に、花の色気を感じさせる写真です。
特選3
求愛ダンス 小泉町

小笠原 勇

特別賞 彦根ライオンズクラブ会長賞
鳥の生態をよく知っており、岩の丸みと影がよく表現され、品格のある写真です。シャッターチャンスが素晴らしく、岩の丸みが見るものにやわらかい感じを与えてくれます。
特選4
炎の舞
愛荘町

北岸 宏一

特別賞 BBCびわ湖放送賞
どういうシーンか分からないですが、紅い布が横になびき髪が逆立ち動きがあり、赤と黒の色どりが非常によい。写真でしか表現できない作品であり、今回の展覧会では、異色の写真で目を引きました。
特選5
快漕 立花町 武田 吉正
特別賞 彦根文化新聞社賞
上から撮影するこの種のボート写真はよくみかけますが、ボートの色の選択および「あめんぼう」を連想させる瞬間をとらえたシャッターチャンスがよく、計算をしつくして撮ったところが見事です。
特選6
負けないぞ! 堀町 近野 光生
特別賞 (社)彦根青年会議所理事長賞
少し上から全体像を撮った、泥んこの写真は珍しく、全体的な雰囲気がよく出ています。泥のかぶっていない顔と体がアクセントになっていて、泥の中を泳ぐ描写に躍動感があります。
特選7
陰影 豊郷町 西山 保
特別賞 NHK大津放送局長賞
サイズが小さいのが残念ですが、砂丘のスケール感がよく出ており、特に光の陰影がいいです。
特選8
朝景 松原町 石丸 孝
特別賞 読売新聞大阪本社賞
蝶々が羽を開いた姿が美しく、なおかつ背景の色が淡いブルーで蝶々と調和しています。蔓の巻いている姿が画面にうまく動きを与えていて、上品な作品です。
 
佳作
作 品 タイトル 住 所 氏 名
佳作1
百合の花園
平田町 澤田 賢二
佳作2
湖北の春 東近江市 寺川 勝隆
佳作3
光のアート 松原町 武藤 幹男
 
無鑑査奨励賞
作 品 タイトル 住 所 氏 名
無鑑査奨励賞
秋の夕暮れ
東近江市 大前 岳雄
木の白い幹が浮き立た撮影時刻の選択とシチュエーションが素敵です。撮影者自身の影を入れたことで風景写真にプラスアルファの効果を与えていて、一味違った作品になっています。
 
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