2008 |
第57回(平成20年度) 57th |
彦根市美術展覧会 An art exhibition | |
入賞作品集 A work of selected arts |
洋画部門 審査員 : 中原 史雄 先生 | |
<総評> | 多くの出品作は温もりがあり、それを育んだ彦根の豊かな風土を感じた。一割が落選と厳しい審査となったが、残念だった人は奮起して、入選の人もより独自の表現で、彦根市展をよりレベルの高いものに繋げてほしい。 |
市展賞 | |||
作 品 | タイトル | 住 所 | 氏 名 |
安らぎのある空間 | 南川瀬町 |
夏川 郁子 | |
前景にドラム缶、向うに見える納屋のなか、平凡な設定だが構図がよく色彩表現が美しい。 |
特選 | |||
作 品 | タイトル | 住 所 | 氏 名 |
大地の恵み | 中藪町 |
中野 裕子 | |
特別賞 | 彦根市教育委員会教育長賞 | ||
玉葱と敷いた紙、対象を左で切った大胆な構図がよく、背景の色彩も効果的である。 | |||
晩秋 |
中藪町 |
田中 利男 | |
特別賞 | 近江同盟新聞社賞 | ||
木の幹をテーマにした心象画、肌と枝や葉の表現も独自で形のリズムにもおもしろさがある。 | |||
老舗の暖簾 |
小泉町 |
執行 明美 |
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特別賞 | 彦根みずほライオンズクラブ会長賞 | ||
店ののれんと醤油樽、シンプルな構図が大胆で視点もよく、表現も確かでいい作品である。 | |||
欅からのメッセージ(V) |
高宮町 |
門野 三喜重 |
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特別賞 | 滋賀彦根新聞社賞 | ||
青で統一した色彩によって木の幹を描いている。赤の混ざったマチエールも美しく空間もよい。 | |||
お濠の蓮 |
開出今町 |
那須 順子 |
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特別賞 | KBS京都賞 |
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蓮の葉の形と明暗のリズムが美しい。画面の手前に映り込んだ空を入れたのが効果的である。 | |||
机上、初秋 |
南川瀬町 | 川P 加代子 |
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特別賞 | 産経新聞社賞 |
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あじさいなどの枯れた花をモチーフに描いている。明るいグレーの背景、淡い茶でまとめた表現がよい。 | |||
記憶 |
鳥居本町 |
印南 和子 |
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特別賞 | 京都新聞社賞 | ||
俯瞰(ふかん)の構図で描いたさまざまな貝のリズムと視点、寒色でまとめられた色彩とマチエールもよい。 |
佳作 | |||
作 品 | タイトル | 住 所 | 氏 名 |
椿咲く |
城町二丁目 |
加納 玲子 | |
ノミニケーション |
八坂町 |
松隈 勝孝 | |
大輪 |
日夏町 |
田中 保美 |
無鑑査奨励賞 | |||
作 品 | タイトル | 住 所 | 氏 名 |
休日の朝 |
後三条町 |
久川 邦代 |
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5本のビンとグラス、水平垂直の構図がよく、質の表現と色彩も効果的な秀作である。 |
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