○彦根市学生消防団活動認証制度実施要綱
(平成29年3月13日告示第34号)
改正
平成30年1月25日告示第16号
令和3年12月1日告示第264号
(目的)
第1条　この要綱は、彦根市消防団(以下「市消防団」という。)の団員として顕著な実績を収め、地域社会へ多大な貢献をした学生に対し、その功績を認証するために必要な事項について定め、もって、その就職活動を支援することを目的とする。
(消防団活動認証)
第2条　市長は、市消防団の団員として、真摯かつ継続的に消防団活動に取り組み、顕著な実績を収め、地域社会へ多大な貢献をした者に対し、その功績の認証(以下「消防団活動認証」という。)を行う。
(認証対象団員)
第3条　消防団活動認証の対象となる者(以下「認証対象団員」という。)は、次の各号のいずれかに該当する者であって、在学中に市消防団の団員として1年以上(過去に他の市町村の消防団において活動実績がある者にあっては、当該他の市町村の消防団において活動していた期間を合算した期間が1年以上)継続的に消防団活動を行ったものとする。ただし、市長が特に必要と認める場合は、この限りでない。
(1)　市内の大学、大学院もしくは専門学校(以下「大学等」という。)に通学する大学生、大学院生もしくは専門学校生(以下「大学生等」という。)または大学等を卒業して3年以内の者
(2)　市内に居住する大学生等または大学等を卒業して3年以内の者
(推薦)
第4条　消防団活動認証を希望する認証対象団員は、市消防団の団長(以下「消防団長」という。)に認証推薦依頼書(別記様式第1号)を提出するものとする。
2　前項の認証推薦依頼書を受理した消防団長は、当該認証対象団員に顕著な実績があると認め、消防団活動認証を受ける者として当該認証対象団員を推薦する場合は、市長に認証推薦書(別記様式第2号)を提出するものとする。
3　市長は、前項の認証推薦書を受理するに当たり、当該認証対象団員の実績が顕著であったことを確認できる資料または証明書の提出を求めることができる。
(審査)
第5条　市長は、前条第2項の認証推薦書の提出があったときは、推薦に係る認証対象団員が第2条に規定する要件に該当するかどうかの審査を行うものとする。
2　前項の審査に当たっては、市長、副市長、消防長、消防団長等で構成する審査会を開催し、協議することができる。
(認証の決定等)
第6条　市長は、前条の審査により消防団活動認証をすることを決定したときは、第4条第2項の認証推薦書を提出した消防団長に対し、学生消防団活動認証決定通知書(別記様式第3号)により通知するものとする。
2　市長は、前条の審査により消防団活動認証をしないことを決定したときは、第4条第2項の認証推薦書を提出した消防団長に対し、学生消防団活動審査不認証決定通知書(別記様式第4号)により通知するものとする。
(認証状等の交付)
第7条　市長は、前条第1項の規定により消防団活動認証をすることを決定したときは、当該認証対象団員(以下「被認証者」という。)に対し、彦根市学生消防団活動認証状(別記様式第5号。以下「認証状」という。)を交付するものとする。
2　市長は、就職活動時において企業に提出するために必要な場合に限り、随時、被認証者の求めに応じて、彦根市学生消防団活動認証証明書(別記様式第6号。以下「認証証明書」という。)を交付するものとする。
(認証の取消し)
第8条　市長は、被認証者が次の各号のいずれかに該当するときは、消防団活動認証を取り消すことができる。
(1)　刑事事件に関して起訴された場合または刑に処せられとき。
(2)　消防団活動認証の根拠となる事項に事実誤認または虚偽の内容があったとき。
(3)　公の秩序または善良の風俗に反する行為をしたと認められるとき。
(4)　前3号に掲げるもののほか、被認証者として不適切と認める行為があったとき。
2　前項の規定により消防団活動認証を取り消された者は、既に交付されている認証状および認証証明書を速やかに市に返還しなければならない。
(消防団活動認証制度の周知)
第9条　市は、消防団活動認証の制度について、市消防団を通じて、市消防団に所属する大学生等に対して周知するものとする。
2　市は、消防団活動認証の制度について、市内の企業に周知し、認証証明書の効果が十分に得られるよう努めるものとする。
(所掌)
第10条　この要綱に関する事務は、消防本部消防総務課において所掌する。
付　則
この告示は、平成29年4月1日から施行する。
付　則(平成30年1月25日告示第16号)
この告示は、平成30年1月25日から施行する。
付　則(令和3年12月1日告示第264号)抄
1　この告示は、令和3年12月1日から施行する。