6月26日プレスリリース:「ひこにゃん」商標の使用を無償化しますー無償化実証実験の結果がまとまりましたー
このたび、「ひこにゃん」のさらなる商標使用の拡大と新規商品の発掘を目的として令和4年10月1日から実施しておりました商標使用料の無償化実証実験についての検証結果がまとまりましたので、お知らせいたします。
また、この結果に基づき、令和6年10月1日から、正式に「ひこにゃん」商標の使用を無償化することとしますので、併せてお知らせいたします。
1 無償化実証実験の検証結果について
(1) 実証実験の概要
目的 さらなる商標使用の拡大と新規商品の発掘
期間 令和4年10月1日から令和6年3月31日まで
内容 商標使用許諾料の全額免除および証紙の交付の廃止
(2) 実証実験の結果の概要
- 実証実験を実施した令和4年度および令和5年度においては、商標使用の新規契約件数・販売予定総額ともに大きく増加し、コロナ禍前の令和元年度を上回る結果となりました。
- そのうち、本実証実験による効果額を彦根城入場者数の推移を基に推計すると、商標使用を無償化したことにより、有償を継続した場合と比較して、期間を通じて、新規契約件数が326件(1.41倍)、販売予定総額が4億1,741万円(1.52倍)増加したとの結果が得られました。
- 新規商品の発掘および営業の面でも、無償化により企業にとっても使用のハードルが下がり、周知の獲得や知名度の向上など「ひこにゃん」および本市のブランディングに繋がるような著名な企業や商品等とのコラボレーション事業を多数実施することができました。
(3) 結論
本実証実験を通じて、目的としていた「さらなる商標使用の拡大と新規商品の発掘」はもとより、本市および「ひこにゃん」のブランディングの観点からも、商標使用を無償化することが非常に効果的であることが確認できました。
このことから、引き続き商標使用を無償とすることが本市にとってメリットが大きいと判断し、令和6年10月1日から正式に「ひこにゃん」商標の使用を無償化することとします。
(※詳細は以下の報告書のとおり)
ひこにゃん商標使用無償化実証実験検証結果報告書【概要版】 (PDFファイル: 314.0KB)
ひこにゃん商標使用無償化実証実験検証結果報告書 (PDFファイル: 445.5KB)
2 商標使用の無償化について
(1) 開始時期
令和6年10月1日から(同年9月30日までは無償化期間中)
(2) 申請手続等
- これまでの公益目的等での使用のための無償による許諾と、商品等への使用のための有償による許諾の区分が必要なくなるため、今後、要綱・マニュアル等を改定し、原則として、これまでの無償による手続(申請に対して許諾を行う手続)に統一することとします。
- 「ひこにゃんブランド」の適正な管理の観点から、使用許諾業務は引き続き専門の法律事務所へ委託することとします。
- 無償化後の新たな申請手続、様式等の詳細については、今後、市ホームページ等でお知らせいたします。
(3) その他
無償による使用を原則としますが、コラボイラストなど、使用に当たって別途費用が発生する場合があります。
更新日:2024年09月02日