＜総 評＞
年々の向上は見られますが、今年もまた、自他共に許すという最優秀賞に該当する作品は、残念ながら見出すことが出来ませんでした。
彦根市は、青少年のための文学奨励ではありますが、有名な文豪の名を冠した「船橋聖一文学賞」を設けておられる市でもあります。「花の生涯」の名作に続くような、一般市民からの旺盛な創作意欲があって然るべき市だと思います。今回は五編という少ない応募でしたのですが、次回からは多くの方々が、先ず、小説を書くという基本をしっかりと学んで頂いて、積極的にご応募して下さるように期待しています。
瀬川欣一 |
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