川柳 市民文芸作品入選集
 特 選 

作品
( 評 )
本当に「やっと」であろう。仕事に、子に、あるいは、親に、孫に全身全霊を捧げてきた夫婦が得るであろう自由な時間と心のやすらぎ。しかし、その春を脅かす条件が増えつつある。住みにくさは、なおも続くのであろうか。「春がきた」でなく「春がくる」がよい。

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