入 選
( 評 )
長かった冬が過ぎて暖かい春が訪れた。野の草も萌え出てすっかり春の野となり一面にふくらんで来た。今までの枯野のイメージもすっかりなくなり、躍動する春の大地の広がりを見たのである。
(紫 水)