入 選
( 評 )
ほのぼのと心温もる詠みでした。作句が抱く像は味わう人の心境により、様々なシーンが浮かび出て来ますが、その何れの場合にも人が持つ純情の美しさは、汚濁が醸す社会の淋しさ、醜くさに対し爽やかな情涼剤とも想えます。