特 選
( 評 )
俳句の季語にもある薫風すなわち「風薫る」は初夏の心地よい南の風です。それを「見る」「聴く」「嗅ぐ」「味う」更には肌に感じるという五感に捉え枯野が生気を取り戻したところに着眼されたのには敬服しました。