川柳 市民文芸作品入選集
入 選

作品
( 評 )
春の水の本意は、満々としたその水量にある。春は山々の雪解けで湖沼も沢も満々と水をたたえ、また川も豊かに流れてゆく。感触は冷たくなく、ぬるむ水の感じである。(「日本大歳時記」講談社、一九八二)。
 母への想いが春水に触れながら募ってゆく。

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