俳句 市民文芸作品入選集
特 選

作品
( 評 )
二月も終わりに近づくと、冬枯れの中に草の芽の萌えるのを見かける。真新しい赤い靴で、一日も早く屋外で遊べる日を待っていた幼児達。ようやく長い冬より目覚め、大地で躍動する赤い靴を見たとき、春の訪れを喜ぶ人々の心がある。
(紫 水)

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