特選
( 評 )
戦後六十余年、今、物はあふれ「もったない」がキャッチフレーズにされる程である。そんな中で失われるものはたくさん数えられる。「旬
〔しゅん〕
の味」はその代表的なものである。下五によって核心を突いた作品となっている。