入選
( 評 )
往時はどこの農家でも鶏を飼っていて、貴重な蛋白源とされていた。折しも壺を被ったような黄砂が飛来。鬱々としたドラマから連想を生む。刹那の写実が見事である。産卵中の雌だろうか。
(湖風)