ただ在ることの
時々わけもなく いらない一行になったような気がして さて でもなく ところで でもなく そんな短かい必要 ではなく だらだらとした中途半端な一行 そんな一行でも 削除されずに在ることの そのあいまいさを 無抵抗に喉元を撫でられている猫のように どこかで怯えながら ただ居ることを許されたいと思う ふと立ち止まっても その無意味さを考えることを 考えないようになれたら 、や。は いいな