入選
( 評 )
饒舌な舌の色は濃い赤であろうか。遙か遠くなってしまった若い日々に、饒舌で人を圧倒しようとした。今思うとその姿は獣めいていたと読んだ。色が欲しいが、上句が下句とうまく対応している。