俳句 市民文芸作品入選集
特選

作品
( 評 )
 衆生済度の為に風雨にさらされて鎮座まします石仏。その真上に天蓋のように桜が見事に咲いた。冬をのり越えた喜びに、心なしかほほえんで居られる。
 風吹けば全身で散華を受けて無常をさとす。 
(湖風)

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