移住者インタビュー #5 村田さん 更新日:2020年11月04日 彦根に訪れる旅人が集う場所 村田 一さん ・ 典子さん/京都府から移住 ゲストハウス無我 2013年よりゲストハウスを開業。彦根で初めてのゲストハウスとなりました。 町屋を使った宿で、国内外から旅行に訪れてきた人を招いています。 ―ゲストハウスを開業するために物件を探していたんですね 1年程かけて探していました。彦根の町屋情報バンクを知り、2012年に今の物件に出会って町屋情報バンクに協力してもらいながら、見学や面談を重ねて移住を決めました。 ―お庭も広く、建物も立派です 築100年の古民家でかつて呉服屋のご隠居が住んでいたという建物です。 家財道具などもそのままでした。崩れかけた玄関の屋根や雨漏りの改修、放置されていた庭の手入れ、建物内の大掃除など、手を入れなければならない部分も多かったです。 何度も彦根に通って手を入れ、なんとか住める状態になってから引っ越しをして、ゲストハウスの準備を続けました。 ―改装するにあたって大変だったことはありますか? 敷地内の新館の建築や本館の屋根やトイレの設置など、プロの手を借りた部分もありますが、自分たちでやった部分も多いです。草むしりや玄関の手入れなど、まだまだやることはあるんですけど、時間を掛けながらやっていくつもりなので、手間暇はかかりますがそれも楽しんでいこうと思います。 ―住宅内の立地ですが、周りの方とはいかがですか? 住む前は、移住者はもっと拒絶されるのではないかと思っていましたが、地域の方々には温かく迎え入れてもらえました。病気療養のため休業したときは、近所の方々に「何か手伝えることがあったら言ってね」と本当に温かい言葉や恩情をいただきました。ご近所同士で困っているときに思いやることの大切さを学ばせてもらっています。 私たち自身も移住者なので、その経験を移住を検討中のこれから来る人達に少しでも伝えられたらと思います。 また、ここでお商売をしたり活動したりする人にも来てもらいたいですね。一緒にまちを盛り上げてくれる人、仲間が増えたら嬉しいです。 この記事に関するお問い合わせ先 企画振興部 企画課電話:0749-30-6101ファックス:0749-22-1398メールフォームからお問合せする
更新日:2020年11月04日