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移住者インタビュー #6 柳生さん

更新日:2021年03月25日

見つかった“ちょうどよい場所”

柳生 麻里さん/大阪から米原を経由して移住

あおいふき(体に寄り添う季節のごはんをお届け・子育てサポート)

 

大阪府出身。2011年に奥伊吹(米原)の地域おこし協力隊として滋賀に移住し、現在は彦根で自身も
子育てをしながら、子育て中のお母さんをサポートする活動をされています。

 

―はじめに滋賀県に来た経緯を教えて下さい。

米原の友達の家に行ったときに、畑をいじったりするのが楽しくて、こういう暮らしがしたいと思いました。しばらくして奥伊吹の地域おこし協力隊の募集があったので応募しました。任期を終えてからも湖北の方に住んでいました。

 

―環境がガラッと変わり大変ではなかったですか?

「田舎暮らし」がしたかったので、自然のありがたみは存分に受けました。もちろん寒さやご近所付き合いなど大変だなと思うこともありましたが、良い経験になりました。田舎の生活は勉強になります。次の家を探しているときに、彦根の物件を紹介していただき引っ越してきました。いろいろな地域で住んでみましたが、彦根での生活は今の私にとって“ちょうどいい”生活が出来ていると感じています。彦根は人との距離感がいいですね。

 

あおいふき

 

―活動を始めるきっかけを聞かせてください。

料理は好きなのですが “ 料理で何がしたい ” かがずっと分からず悶々としていたのですが、2018年に産まれた愛娘が生後わずか74日で逝去し、その娘の闘病中の経験から、 特別じゃない 何気ない日常のささやかなお手伝いがしたい。日々子育てに奮闘するお母さんやお父さん達の力に少しでもなれればと思い活動を始めました。

 

 

―これからやっていきたいことはありますか?

子育てをしているお母さん達はもっと手抜きしてもいいし、もっともっと何かに頼っていいと思います。今はこの活動が動き出したばかりなので、産後サポート(家に行ってごはんを作る・お母さんのケアなど)がメインとなっていますが、お母さんたちだけでなく誰でも買えるお惣菜販売も考えているので、それが出来るような場所を彦根で探しています。
彦根に来て活動範囲も広がったので、徐々に知ってもらいたいと思います。