移住者インタビュー #9 福田さん
帰ってきた滋賀で、気軽に立ち寄れる洋服屋を
福田 弘治さん ・ 麻依さん / 東京都から移住
セレクトショップ おんど
高島出身の麻依さんと和歌山出身の弘治さん、2人のお子さんと移住してきました。
東京でアパレル会社に勤めていた後、中央商店街で洋服のセレクトショップを経営しています。

― 移住するにあたってお2人でどんな話をされましたか?
麻依さん:田舎で子育てをしたいという想いがあって、時間をかけて話し合ったり説得したり(笑)
自分たちが自然の中で育ってきたので、同じように経験させてあげたいね、とは言っていました。
弘治さん:いつかお店を持つのも夢でしたし、会社の人の後押しもあって。「移住する」って決めてからは結構忙しかったですね。


― 移住先を決めたポイントは?
県内の他の市町も見ましたが、洋服屋さんをやるならここかなと思いました。田舎すぎず都会過ぎず、程よい町の雰囲気がいいですよね。のどかな景色もあれば、城下町のような場所もあります。商店街は昭和の香りが残りつつ、新しいお店もあって惹かれました。駅前周辺は自転車で移動できるので、都会生活からでもすぐに馴染めました。
― 子育てについて
引っ越してきた時期は保育園の受付には時間がなく、途中入所も空いてなかったので数か月待つことになりました。でも予定より少し早く入れることになり、今は保育園に通っています。そういうタイミングも考えて引っ越しするといいのかもしれませんね。移住前に市役所に相談しに行ったのですが、その時頂いた学区や地域ごとのまとめた資料はとても助かりました。

― 周りの方との関係は どうでしょうか?
いろいろな人が繋いでくれたご縁で、おかげさまで家もテナントも決まりました。紹介していただいた方々が親切に対応してくださったおかげです。ご近所の方も温かく受け入れてくださり、子どものこと含め見守ってくれています。

― 暮らしてみて感想をお願いします
細かい事ですが、病院、銀行など事前に調べられることはチェックするのが良いと思います。都市銀行が無くて仕事の面で困ったなと感じたので… 来て早々に子どもが具合を悪くしましたが、大きな病院もあり、すぐ診てもらえてホッとしました。 土地勘がつくのに3か月くらいかかりましたね。バタバタとお店の準備に追われていたので、まだ行けてない場所もありますが、これからいろいろな場所に出向いてみたいと思います。
お店もただの洋服屋だけでなく、買い物しなくても気軽に寄っていってもらえる場所にしたいですね。ちょっとお茶が出せたり、人が集まれる場所になれたらなと思っています。
更新日:2022年04月04日