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参加者レポート1

更新日:2023年12月27日

見学会に参加するきっかけ

大阪市内に30年余り住んでいますが、大阪市内は建物が密集していて空間が少なく、特に夏はヒートアイランドもあって暑いので、夏の間だけでも空間が広く涼しい地域に移住したいと思い、昨年から移住先を探したりしています。去年は兵庫、和歌山に、街や空き家の見学、移住体験などにいってみました。今回は、ネットで「ひこね暮らし見学会」のお知らせが出ていたのを見て、参加させていただきました。

地域の雰囲気や活用事例の見学、セミナーの感想について

見学会当日朝、彦根駅に着いて、見学会がはじまるまでの時間に彦根城方面にある運動公園のあたりを散策し、落ち着いた街の雰囲気を感じました。JRの他に近江鉄道が走っていて、ローカル線の趣も感じました。

午後からの見学会では、足軽屋敷など古い建物が並ぶ芹橋の街を歩いたり、足軽屋敷の中を見学しながら、歴史的な説明をしていただいたことを通して、数百年前の人々が生活していた様子を思い浮かべることができました。足軽屋敷の中には、芸術作品を展示販売する店舗として改装されたところもあって、魅力的な観光スポットとなっている印象を受けました。

物件見学では、築40年の大きい家のほかに、築百年の古民家なども数件見学させていただきました。購入、賃貸のいずれも手ごろな価格に設定されていました。この地域にすでに移住して事業を始めている方々においては、地元の方と共に歴史遺産を守りながら地域の活性化を図っていこうとしている方がおられ、特に趣味を兼ねて芸術品を製作し販売したい人にとっては移住に適した地域と感じました。

セミナーでは、彦根での生活や移住後に関する説明や質疑応答を通して、買い物方法、シェアオフィスなど具体的な話をうかがいました。また彦根市における伝統的な産業としてバルブ製作や仏壇製作などがあることや、彦根市の南部では農地が多いことも知ることができました。

見学先の写真
見学先の写真

彦根を訪れての感想・移住先としてみた彦根について

大阪と比べて空間が広く落ち着いた街の雰囲気を感じました。彦根駅の周囲は、ホテル、ショッピングセンター、飲食店街などがあって、混在しない適度なにぎわいの町という雰囲気を感じました。

セミナーにおいても、彦根市が半分田舎、半分都会という地方の街なので、移住する者にとってはなじみやすそうなところと感じました。

気候的に、夏は彦根もやはり暑いけれど、琵琶湖もあって夜は涼しさがあるような話をうかがい、大阪市内と比べると過ごしやすそうだろうと想像しました。一方、古民家に住む場合、冬はかなり冷えるといった話もあったので、寒さ対策のために改修などが必要になるケースもあるように思いました。

彦根の写真・店先
彦根の写真・線路を上から
特徴的な窓
刀などが飾られた床の間

見学会を通してのご意見・感想

今回は1日だけですが、彦根の街を見学して街について知ることができてありがたかったです。

今回のセミナーにおいても、移住を検討する際に、数日滞在して街を観察するのも一案という話があり、納得しました。どこに移住する場合でも、移住を検討していくために、改めて時間をかけて調べたいと思います。

彦根も季節ごとに街の雰囲気も変わると思いますので、他の季節にも来たりしたいと思います。大阪と比べて住みやすいかどうかについて知るために、日数をかけて体験してみる必要があると思いました。 特に夏の時期に過ごしやすいかどうかを体験してみたいと思います。