参加者レポート3
見学会に参加するきっかけ
私が住んでいる京都市は政令指定都市なだけあって、病院や介護施設などは非常に充実しており、もちろん各種商業施設も沢山あります。なので数年前までは移住とは一切頭に無かったのですが、市が行財政改革の発表をされてからは福祉面に関して将来の不安を抱くようになりました。
そこで知り合いが多い滋賀県の移住を漠然と考えているときに、偶然にSMOUTというサイトを見つけて登録しました。そこで今回の見学会を知り面白そうだなと思い参加しました。
地域の雰囲気、空き家活用事例の見学、セミナーの感想など
路地の幅が狭かったり、堀が近くにあったりと、正に城下町という雰囲気でした。駅前や国道沿いの大きな店舗は別ですが、お城の近辺の商業施設は、近付かないと何のお店か分からないほど街並みに溶け込んでいました。
空き家に単なる住民を誘致するのではなく、なんらかの事業用として考えている人を限定としている物件が多いことに驚きました。そこから観光客も増え、街としても活性化に繋がるだろうし良いアイデアだなと思いました。
実際に移住をした方の生の声を聞けたセミナーは大変に参考になりました。移住前の準備、移住に対しての思いや決意などを聞けたのは貴重でした。


彦根を訪れての感想・移住先としてみた彦根について
これまでに何度か彦根に訪れたことはありましたが、ほとんどが彦根城くらいしか行ってませんでした。今回ガイド役の方に案内をして頂いて街歩きした感想としては、歴史を色濃く残す街だなと改めて感じました。
ただ、歴史とは自然に残るものではなく、強い覚悟と行動があってこそ残るものなんだと分かりました。それを特に感じたのが松の木に込めた住民の方々の思いです。
移住先として彦根をみたときに、車の免許がない私にも生活はしやすいなと思いました。坂が少ないとのことだったので自転車移動も比較的に苦ではないだろうなと思いました。生活基盤としても、大手のチェーン店が揃っているので問題なさそうでした。

見学会を通してのご意見・感想
非常に有意義な時間を過ごせたと思います。たんなる旅行では見れない風景や聞けない話が聞けた貴重な体験を出来たと思います。
移住者に厳しい対応をされる地域もあるとは聞いてますが、こちらの彦根に関してはそういった心配なく安心して移住先として検討できそうな気がしました。
彦根という街を愛する方々と対話をすることによって、自分自身の彦根に対する思いも強まるような感じがしました。
最初は長いなと思っていた約4時間も、終わってみればあっという間に過ぎました。


更新日:2023年12月27日