現在の位置

参加者レポート1

更新日:2021年09月27日

見学会に参加するきっかけ


リタイア後の生活基盤を考えています。
彦根城が好きで、以前から城町である彦根への移住に興味があったこと。また、彦根市の中でも、住むなら彦根城により近い場所が良いことと、町家に興味があったこと、町家がどんな造りになっているのかを、実際に見学して体感してみたいというのが、今回の参加理由です。

空き家・活用事例を見学して思った事


今回は足軽屋敷跡を見学させて頂きましたが、当時の建物と、現在の建物、また、空き家、空き地があり、今後目まぐるしく変化すると思われるこの区域を、なんとか古き良き時代の面影を残す努力をして欲しいと思いました。町家に興味のある人が移住して、この地域で町おこしをしていくのが一番良い方法ではないかと感じました。ロースイーツ店のハレトケトさんの事例は、町屋に溶け込んでいて、良い事例だと思いました。
また、空き家は実際に中を見学することで、意外な発見もあり楽しかったです。 作り付けの立派な家具、階段箪笥はそうそうお目にかかることが出来ないので、間近で見ることが出来ただけでも収穫がありました。また、町家には大抵松の木を植えていることも発見出来ました。 一番驚いたのは、家の中に井戸があり、まだ枯れていず現役だということ。 これにはさすがに驚きました。中を覗いたら真っ暗で怖かったのと、維持するのにお金もかかりそうなので、住むとなると不要かなと思いました。個人的にですが。 いずれにせよ、今のままでは、この足軽屋敷界隈の景色が失われそうなので、町家の有効活用を推進していく必要があると思います。また、空き家は希望者がすぐに入居出来るよう、修繕出来るところはしておくべきかと思います。

井戸

彦根を訪れての感想・移住先として見た彦根について


彦根は頻繁に来ているのですが、城町はよそ者には冷たいと思っていました。今回ガイドさんのお話を聞いて、移住者に温かいということ、声かけもあり、今の世の中で失われつつあるものが、この町には残っていることが分かり、移住するハードルが下がったような気がします。
住むなら城下町の雰囲気が残っている地域が良いので、今後も昔の建造物を保存し彦根城と釣り合いの取れた城下町が維持されることを願っています。
今後もこのような機会があれば積極的に参加し、費用面と福祉、医療等総合的に判断していきたいと思います。

彦根城

見学会を通してのご意見・感想


駅前から現地まで歩くものだと覚悟をしていたのですが、マイクロバスをチャーターしていただき、快適に見学することが出来て良かったです。
また、担当者さん、現地のガイドさんのお話も分かりやすく、有益な見学会になりました。暑さも忘れ、3時間があっという間に過ぎました。
足軽屋敷以外も見てみたいので、次回は違う地域の見学会もお願いしたいです。
勿論、町家についても物件があれば是非見学したいです。
今後ともよろしくお願い致します。