屈折検査について(3歳6か月児健康診査)

更新日:2023年08月24日

3歳6か月児健康診査で屈折検査を開始します!

令和5年9月からの3歳6か月児健康診査において、従来のランドルト環による視力検査と併せて屈折検査(眼の屈折や眼位等の検査)を実施します。

子どもの目の機能は3歳頃までに急速に発達し、6歳から8歳頃までにほぼ完成するといわれています。この時期に屈折異常や斜視などの問題があり治療が遅れると、視力が正常に発達せず弱視となってしまうことがあります。子どもは見えにくさを自覚していないことが多く、家族も気づきにくいことが多いため、視覚異常を早期に発見し、適切な治療につなげることが重要です。

屈折検査とは?

屈折検査とは、遠視・近視・乱視といった屈折異常や斜視などのスクリーニングを行うものです。これにより、視力の発達を妨げる原因となる強い遠視・近視・乱視を見つけることができます。

(注意)機器での測定には誤差や限界があります。

検査方法

検査は、部屋の照明を落とした部屋(半暗室)で保護者の方と一緒にイスに座っていただき、カメラで写真を撮るように行います。機器のレンズを見るだけで検査が実施でき、1分もかからずに終了します。

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3歳6か月児健康診査で精密検査を案内された方へ

医療機関(眼科)を受診して精密検査を受けてください。
早期に適切な治療を開始することができれば、小学校入学までに眼鏡をかけての視力(矯正視力)が成長します。弱視を見逃して治療の開始が遅れると手遅れになり、後になって眼鏡で矯正しようとしても良好な視力がでません。

子どもの目の病気は本人が不自由を訴えないことが多く、治療が手遅れになってしまう恐れがあります。見え方に問題がないように感じても、必ず眼科を受診しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

福祉保健部 健康推進課 母子保健係

電話:0749-24-0816
ファックス:0749-24-5870

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