サッカーで地域を盛り上げる

更新日:2023年10月25日

ハトスタジアム

平和堂HATOスタジアム

 

 

集合2

Jリーグ誘致推進室

日本でJリーグクラブチームのない県はわずか6県、その一つが滋賀県です。そんな中、彦根市では第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会の主会場となる平和堂HATOスタジアムが完成しました。これは全国規模の大会や国際大会も開催できる陸上競技場であり、一部追加整備すれば、Jリーグのホームスタジアムにもなり得るものとなりました。

全国的にも大きな会場の長期的な活用が課題である中、国スポ・障スポの開催後の利活用の一つとしてJリーグ誘致を推進すべく、彦根市役所ではJリーグ誘致推進室を設置しました。

 

 

子どもの未来のために

協定締結式2

ホームタウンの連携協定式の様子

彦根に限らず、県内でサッカー選手を目指す子どもたちの中には、より強いチームを求めて県外へ出る子もいます。Jリーグの誘致は、県内でも「Jリーガーになる」という夢を叶える可能性に繋がりますが、これには行政と地域のクラブチームの連携が必要です。

現在県内でJリーグに最も近いサッカークラブチームとも言われるレイラック滋賀FCと彦根市は、ホームタウンの連携協定を締結しました。

 

彦根にJリーグ誘致の可能性は?

山口さん

キャプテン

山口真司さん

「まだまだ認知されていないことが課題です。」と語る山口さんは、レイラックのキャプテンとしてチームを率い、平和堂HATOスタジアムで開催された全日本サッカー選手権大会の1回戦で、Jリーグのチームを相手にレイラックを勝利に導きました。

山口さんはHATOスタジアムに初めて入った瞬間、かなりテンションが上がったそうです。左右から大きく囲い込む観客席は、ピッチとの距離が近く、一体感が違うんだとか。ただしその芝生については、「まだできたばっかりなので、、、のびしろがありますね(笑)。チームも芝生も、のびしろがあります!」とのことでした。

 

 

 

菊池さん

監督 菊池利三さん

HATOスタジアムのもう一つの特徴は、彦根城が見えることです。監督の菊池さんも「インパクトがあって最高」と絶賛です。「サッカーは見てもらってなんぼのスポーツ。あのスタジアムで声援をもらえると、選手はより力を発揮できますよ。」と話されていました。菊池監督は過去に岩手のチームに在籍されていた際、サポーターに世界遺産の平泉を紹介しておられ、彦根城についても「サッカーを通じてその魅力の発信にも貢献できたら」と、頼もしいお言葉もいただきました。

 

 

 

河原さん3

代表取締役

河原吉貴さん

ホームタウンの協定では、地域貢献にも触れています。「県外からより多くのサポーターに来ていただき、彦根のまちなみにふれてほしいです。そのためにも結果を残し、認知度をあげたいですね。」と、語るのはレイラックを運営する株式会社Mi-Oスポーツの代表取締役、河原社長です。その言葉からは、Jリーグへの参入と地域貢献に対する強い意気込みを感じます。「県内にはサッカー選手を目指す方も多いので、レイラックが昇格すればきっと滋賀県が盛り上がるはず。なんとしてでもJリーグに参入します。」

 

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

市長直轄組織 Jリーグ誘致推進室 (スポーツ振興課内)

電話:0749-22-5955
ファックス:0749-23-2660

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