公式レシピ1.ひことろ丼（本名：ひこね縁結び丼）

• 応募者
   川口 早織さま
• グループ名
   チーム川口家
• 住所地
   彦根市

• 近江牛すじ肉 400グラム
• 玉ねぎ 中1個
• 赤こんにゃく（糸こんにゃく状のもの） 200グラム
• 卵 4個
• 青しそ 適量
• 酒 40ミリリットル 牛すじ肉の下処理用
• 鷹の爪 1本 牛すじ肉の下処理用
• 調味料
   みりん 大さじ6、砂糖 大さじ3、酒 大さじ2、醤油 大さじ9

1.  牛すじ肉の下処理をする。
   1. 牛すじ肉を大きめの1口大に切る。
   2. 熱湯をかけて霜降り状態にして、冷水にさらす。30分つけておく。
   3. 牛すじ肉を鍋に入れ、たっぷりの水と酒、鷹の爪、米のとぎ汁（少量、分量外）を入れて、柔らかくなるまで煮込む。
2.  赤こんにゃくは、食べやすい大きさ、長さに切り、一部は結んでおく。熱湯で臭みをとる。
3. 玉ねぎを薄切りにする。しそを千切りにする。
4. 温泉卵を作る。 
   1. 鍋に熱湯を入れ、卵をつける。蓋をして8分待つ。
   2. 冷水につけて冷やす。
5. 1の牛すじ肉、2の赤こんにゃく、3の玉ねぎを、ひと煮立ちさせた調味料に入れて煮込む。味がなじめば、できあがり！

出来あがりを見込んで、米を炊いておく！！

30分（下処理を除く）

近江牛の牛筋肉をたっぷり使った牛筋煮込と糸こんにゃく状態の赤こんにゃくがしっかりからんで、さらにそれらをとろーり温泉卵が包み込みます。こってり味に青しそがさわやかさを添え、ごはんがすすむことウケアイです！

この丼には、本名があります。「ひこね縁結(えんむす)び丼」といいます。赤い糸コンニャクを「運命の赤い糸」に見たてて、この丼を通して、素敵な出会いや良い御縁にめぐりあえたらいいなぁ、という願いが込められています。

ひことろ丼は、地元の食材、自分で育てた野菜を活かせる丼にというコンセプトで考えました。
メインとなる牛筋は、素材が命です。地元の新鮮な近江牛の筋肉なら間違いありません。ちょっと敷居の高そうな近江牛でも、筋肉であれば比較的リーズナブルに手に入り、たっぷり使用できるというメリットもあります。もう1つのメイン食材となる赤こんにゃくは、糸状のものを使用することで、調味料や筋肉の旨味がよく絡み、美味しさが引き立ちます。また、結びこんにゃくにしておくことで、見た目も楽しく、「丼の中に結びこんにゃくが入っていたら、素敵な出会いがあるかも」というようなジンクスを流行らせれば、さらに話題を呼ぶかもしれません。
今回は、使用する野菜として、年中、手に入れやすい、玉ねぎを使っていますが、冬なら大根に変えてみたり、青しそをねぎに変えてみたり、畑の旬の野菜を活かせる丼レシピにしました。

ひことろ丼のレシピを考える際に目指したことは、商品化されてお店に出される一方で、一般の家庭でも簡単に作ることができるメニューにしたいということです。つまりは、どこでも食べられる、皆さんに愛される丼を目指しました。シンプルな丼なので、お店のオリジナリティやお母さんの味を出しやすい、アレンジしやすいレシピだと思います。
そして、お店間での食べ比べや、さまざまな変わりひことろ丼が生まれることが目標です。

今や婚活は社会現象となりました。そこで、このひことろ丼も婚活に役立てないか考えてみました。

• 美肌効果で、きれいを目指す。 
   コラーゲンたっぷりの牛筋は、美肌効果が期待でき、カフェメニューにもぴったりなので、婚活女子の強い味方です。
• デートの際は、ひことろ丼を。 
   デートの際は、ぜひ彦根へ。そして、ごはんはもちろん、ひことろ丼。「運命の赤い糸」を確認してほしいです。
• レシピを覚えて、大切な人の胃袋をつかむ。
   ひことろ丼は、日本人の大好きな醤油ベースの甘辛こってり味に仕上げています。老若男女問わず、楽しんでもらえる、ひことろ丼のレシピを覚えてもらい、ご家庭で作っていただき、大切な人の胃袋をがっちりつかんでもらいたいと思います。

以上、3つのキーワードをコンセプトに、ひことろ丼は誕生しました。多くの方々に食べていただけることを楽しみにしています。