コミュニティ・スクール

更新日:2023年06月20日

コミュニティ・スクールとは

コミュニティ・スクールとは、学校運営協議会を設置した学校のことです。

子どもや学校の抱える課題解決、未来を担う子どもたちの豊かな成長のためには、社会総がかりでの教育の充実が不可欠です。コミュニティ・スクールは、学校と地域住民が力を合わせて学校運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るための有効なツールです。

彦根市においては、これまでの地域学校協働活動等による地域や家庭とのつながりを生かしながら、地域住民と目標やビジョンを共有し、学校・家庭・地域が連携・協働した取組を進めます。

学校運営協議会とは

保護者や地域住民が一定の権限を持って学校運営に参画することにより、「目標やビジョン」を共有して、社会総がかりで子どもたちの健全育成や学校運営の改善に取り組むことを目的としています。

コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)の仕組み

学校運営協議会は、学校と地域住民や保護者等が学校運営の基本方針の承認や様々な課題の共有を図るとともに、学校運営への必要な支援等について協議する場です。

CSのしくみ

出典:文部科学省ホームページ (https://www.mext.go.jp/)

コミュニティ・スクールの魅力

【子どもにとっての魅力】

  • 子どもたちの学びや体験活動が充実します。
  • 自己肯定感や他人を思いやる心が育ちます。
  • 地域の担い手としての自覚が高まります。
  • 防犯・防災などの対策によって安心・安全な生活ができます。

【保護者にとっての魅力】

  • 学校や地域に対する理解が深まり、家庭教育との相乗効果が生まれます。
  • 地域の中で子どもたちが育てられているという安心感があります。
  • 保護者同士や地域の人々との人間関係が構築できます。

【地域の人々にとっての魅力】

  • 経験を生かすことで生きがいや自己有用感につながります。
  • 学校が社会的つながり、地域のよりどころとなります。
  • 学校を核とした地域ネットワークが形成され、地域の課題解決につながります。
  • 地域の防犯・防災体制等の構築ができます。

【教職員にとっての魅力】

  • 地域の理解と協力を得た学校運営や「社会に開かれた教育課程」の実現が可能となります。
  • 地域人材を活用した教育活動が充実します。
  • 地域の協力により子どもと向き合う時間が確保できます。

令和5年度 彦根市におけるコミュニティ・スクールの導入状況

彦根市立城西小学校

彦根市立城南小学校

彦根市立城北小学校

彦根市立城陽小学校

彦根市立若葉小学校

彦根市立亀山小学校

彦根市立稲枝東小学校

彦根市立稲枝西小学校

彦根市立稲枝北小学校

彦根市立西中学校

鳥居本学園(彦根市立鳥居本小学校・彦根市立鳥居本中学校)

彦根市立稲枝中学校

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会事務局 生涯学習課 生涯学習係

電話:0749-24-7974
ファックス:0749-23-9190

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