燃やすごみの内訳について
燃やすごみの内訳をお知らせします!
彦根市では、平成30年度において、家庭からどのようなごみが「燃やすごみ」に出されているのかを調べました。
これは、本市のごみの内容や分別状況、食品ロスの実態を把握し、ごみの減量対策に役立てるため実施しているものです。
このたび、年2回の調査が終了しましたので、その結果をお知らせします。
燃やすごみの内訳
家庭から出される燃やすごみのうち、水分を含む重さで約3割が「生ごみ」で、最も多くなっています。
次に多いものは、「ビニール・プラスチック類」と「雑紙(ざつがみ)類」です。
燃やすごみに多く含まれる「生ごみ」や「容器包装プラスチック」、「雑紙類」は、一人ひとりの分別や出し方の心がけで、減らすことができます。
容器包装プラスチック類
食品の汚れが付いた容器包装プラスチック類は、燃やすごみに出すこともできますが、水洗いすることで「容器包装プラスチック」としてリサイクルできます。
雑がみ類
お菓子や日用品の空き箱など、生活の中で意外と多くの「雑がみ」を捨てていませんか?
「雑がみ類」は、分別することで、雑誌と同じようにリサイクルできます。

- 「雑紙類」とは、お菓子の空き箱やティッシュの空き箱、レトルト食品の外箱、紙袋、封筒、包装紙などです。
- 「その他」とは、分類項目に属さないもので、燃やすごみに捨てることが適切なもの(紙くず、割り箸、おむつなど)のほか、分類作業の残りかすが含まれます。
- 「リサイクル禁忌品」とは、石けん箱や線香箱のように匂いのついた紙、ピザやケーキなど食品の汚れがついた紙、紙コップなど防水加工された紙など、紙製品であってもリサイクルに適さないもので、燃やすごみに捨てて正しいものです。「その他」のうち、レシート、紙コップ、写真など分類可能な範囲で「リサイクル禁忌品」としています。
生ごみの内訳
「生ごみ」については、さらに6分類し、内訳を調べました。
「調理くず」が最も多く、生ごみの半分以上を占めていますが、次いで多いものは、「食べ残し」と期限切れを含む「未利用食品」です。
「調理くず」と「食品外の生ごみ」を除くと、生ごみとして出されるもののうち、4割を超えるものが、まだ食べられるにもかかわらず捨てられている「食品ロス」となります。
食品ロス
- 残飯などの食べ残し
- 野菜や魚などの食品そのものや未開封食品などの未利用食品
- 未利用食品のうち、賞味期限または消費期限が切れたことによりそのまま捨てられたもの
- 野菜や肉、魚などの過剰な切り落とし、野菜や果物の皮の厚剥き
調査の結果からは、本来、食べられたはずなのに捨てられている「もったいない」ものが多くあります。
家庭でも外食の際も、「おいしく残さず食べきる」ことを心がけ、必要なものを必要な量だけ買って調理したり、適量注文をしたりするなど、それぞれの行動が、「食品ロス」を減らすことにつながります。

- 「調理くず」は、卵の殻、肉や魚の骨など、調理に伴って発生する生ごみです。
- 「食品外の生ごみ」は、茶殻、コーヒー殻、ティーバッグです。
更新日:2019年09月11日