彦根城ができるまでの彦根(琵琶湖の時代)

更新日:2019年08月30日

さて、今から500万年ほど前、今の三重県の伊賀地方に古い琵琶湖が生まれ、それは200万年ほど前に大津付近に生まれた新しい琵琶湖に引き継がれました。
そのころの彦根の様子はどうだったのでしょうか。天守閣の近くの月見台にいってみると、北や東がよく見え、遠くに伊吹山を望むことができます。
伊吹山は、この城山よりはやや古いのですが、やはり改海底にたまった石灰質を含んた生物が死がいからできた山で、火山ではありません。東の霊仙山もそうです。
近くの磯山、佐和山、雨壺山などは城山と同じような岩でできた城山の兄弟です。
周囲の平野を水の底に沈めてみると、瀬戸内海に浮かぶ島のように山々が島となって浮かびます。今から100万年ほど前にはこのような姿だったのでしょう。
その後、水辺の低地には、大昔の人々が住みました。佐和山などの山すそにはこうした人々の遺跡が発見されています。
彦根城ができる前の姿を古い地図から再現してみました。現在の姿と比べてみてください。

彦根城ができる前の琵琶湖周辺の地形のイラスト

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