平成28年度 経営改革の主な取組結果

 彦根市では、「持続可能な財政基盤の確立に向けた今後の取組方針」に基づき、「財政運営の健全化」、「歳入確保策の積極的な展開」、「効率的・効果的な行政体制の整備」を三本柱に「持続可能な財政基盤の確立」を最重要課題として取り組んでいます。平成28年度の主な取組をお知らせいたします。

投資事業の精査と債務の適正な管理

 「彦根市公共施設等総合管理計画」の基本目標の一つである「長寿命化の推進」を図るため、市有施設の劣化診断調査を実施し、個別施設に係る修繕費用の平準化を行う基礎資料を作成しました。

一般行政経費の徹底した削減

 清掃センターにおいて、電気事業者が平成28年10月より開始した長期特約割引、法人特約割引の特約を結んだこと、また、事業系一般廃棄物収集運搬許可業者に対する搬入物検査等を実施し、適正な受け入れに努めた結果、搬入量が削減したことにより、電気料金等が削減されました。

自主財源の発掘

 彦根市へのふるさと彦根応援寄附をさらに多く受入れるため、返礼品の拡充を行いました。

民間活力の活用

1.  ICT技術については、高度化・複雑化が進んでおり、高度な専門知識が必要となっていることから、小中学校における最適な情報基盤の構築のため、ICTに関する専門性を持つ企業に支援を依頼しました。
2.   子どもセンターとふれあいの館（児童館）に指定管理者制度を合わせて導入し、管理運営業務の効率化を図るとともに、子育て支援および青少年健全育成事業の充実を図りました。