平成29年度 経営改革の主な取組結果

 彦根市では、「持続可能な財政基盤の確立に向けた今後の取組方針」に基づき、「財政運営の健全化」、「歳入確保策の積極的な展開」、「効率的・効果的な行政体制の整備」を三本柱に「持続可能な財政基盤の確立」を最重要課題として取り組んでいます。平成29年度の主な取組をお知らせいたします。

働き方・業務改革の推進

 市長を本部長として「働き方・業務改革推進本部」を設置し、職員の労務環境を改善するとともに、今後の社会情勢の変化に伴う新しいニーズにも迅速に対応できる体制を整え、市民満足度をより一層高めていくための取組を開始しました。平成29年度は、職員向けの意識改革の研修や総合窓口導入の検討、業務改善を実施するための基礎調査等を実施しました。

自主財源の発掘

1. ふるさと彦根応援寄附をより多く受入れるため、平成29年度にふるさと納税の寄附者に対する返礼品関連業務を事業者へ委託し、返礼品の拡充を行いました。
2. 本市キャラクターの「ひこにゃん」および「いいのすけ」のLINEスタンプを作成・販売し、分配金収入を得ました。また、イラストの部分使用の解禁など「ひこにゃん」商標の使用方法を拡大したこと、および新たなイラストを商標として追加したことにより、事業者からの使用許諾料収入増加を図りました。
3. 国宝・彦根城築城410年祭の開催期間中、彦根城一帯で特別展示の事業を行うことに伴い城山観覧料の特例を定め、歳入の確保を図りました。

民間活力の活用

 職員からのITに関する障害や故障への問合せ等に関して、効率的かつ迅速な対応を行うため、ワンストップで対応するヘルプデスク業務を専門企業に委託しました。

透明性の高い行政運営の推進

 各課に跨る子育て支援に関する情報を集約し、専用のサイトを開設することで、子育て支援に関する情報の発信・提供を一元化しました。