豚熱(CSF)に関する野生イノシシへの対応について
野生イノシシにおける豚熱(CSF)経口ワクチンの散布について
平成30年に国内の養豚場において豚熱の発生が確認され、野生イノシシから豚熱の陽性結果が検出されたことを受け、農林水産省から豚熱感染確認区域を囲う形で帯状にワクチンを集中的に散布し、区域外への感染拡大を食い止める方針が示されました。
これを踏まえ滋賀県においては、国が定める「豚熱経口ワクチンの野外散布実施に係る指針」に基づき、県内の関係機関で構成する「滋賀県野生イノシシCSF経口ワクチン対策協議会」が主体となり、ワクチンの散布を実施しております。
令和6年度のワクチン散布エリアは、豚熱陽性が確認されている地域およびその周辺地域において、養豚場周囲を優先して実施されています。今年度の対象エリアに本市は含まれておりませんが、対象エリアでは実施期間を2期に分け、同協議会から委託を受けた業者がワクチンの散布を行われます。
- 散布エリア 高島市、甲賀市、東近江市、近江八幡市、日野町
- 散布時期 前期(4月~6月)、後期(11月~3月)
(注意)豚熱は豚やイノシシの病気であり、人間に感染することはありません。
(注意)ワクチンは人間や他の動物には無害です。
(注意)散布に先立ち、餌付け作業も行われるほか、イノシシがワクチンを摂取したか否かを確認するためにワクチンの散布から一定期間が経過した後に、ワクチンの回収も行われます。
野生イノシシへの豚熱経口ワクチン散布の実施について (PDFファイル: 294.6KB)
お問い合わせ先
滋賀県野生イノシシCSF経口ワクチン対策協議会(滋賀県農政水産部畜産課)
電話:077-528-3853
死亡したイノシシを見つけたら
- 死亡したイノシシには触らないでください。
- 死亡した野生イノシシを発見された場合は、発見場所や詳しい状況を滋賀県自然環境保全課までご連絡をお願いします。
- 豚熱の感染確認検査を行うと判断した場合、発見場所への同行をお願いすることがあります。
(注意)イノシシが次のような状態である場合、感染確認検査は行いません。
- 腐敗が進んでいる
- 乾燥が甚だしい
- 個体の損傷が激しい
お問い合わせ先
滋賀県自然環境保全課
電話:077-528-3489
更新日:2024年09月02日