日本脳炎の特例対象者の予防接種について
日本脳炎の予防接種は、平成17年(2005年)5月30日に厚生労働省からの通知により、積極的な接種勧奨を控えられていた時期がありましたが、その後新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けていただけることになりました。接種の差し控えのあった下記の生年月日に該当するお子さんは、日本脳炎特例対象者として、不足回数分を無料で受けられます。 日本脳炎の予防接種は、合計で4回です。
接種回数 | 定期の接種間隔 | 接種期限 |
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第1期初回(2回) | 前回の接種から、6から28日の間 | 3歳から7歳6か月を迎えるまで |
第1期追加(1回) | 第1期初回接種終了後、おおむね1年おく | 3歳から7歳6か月を迎えるまで |
第2期(1回) | 1期接種終了後、6日以上の間をあける | 9歳から13歳を迎えるまで |
日本脳炎特例対象者
平成19年4月1日生までの20歳未満のお子さん
20歳を迎える日の前日までの間、不足回数分を無料で接種が出来ます。
過去の接種歴 | その後の接種方法 |
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第1期初回接種のうち、1回のみ受けた人 |
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第1期初回接種のうち、2回受けた人 |
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第1期初回接種のうち、3回受けた人 |
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第1期をまったく受けていない人 |
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注意事項
- 接種前には必ず接種歴を確認し、重複接種が無いようにご注意ください。
- 接種間隔については、かかりつけの医師と相談してください。
- 13歳以上の女性への接種に当たっては、妊娠中、もしくは妊娠している可能性がある場合には原則接種しないこととし、予防接種の有益性が危険性を上回ると判断した場合のみ接種できます。
- 16歳以上の方が接種を受ける際は、保護者の同伴及び署名は不要です。(16歳未満は、保護者の同伴を原則とします。)ただし13歳以上16歳未満の人は、やむを得ない事情等で保護者が同伴できない場合は、予診票裏の保護者非同伴の同意書を記入することで接種することが出来ます。事前に予診票を保護者が記載する必要があります。
更新日:2024年09月02日