令和3年度 行財政改革の主な取組結果
彦根市では、長期にわたり持続可能な行財政経営基盤を確立した上で、不断の行財政改革に取り組み、市民サービスの質的向上と活力あるまちづくりを実現することを目標として、令和元年11月に「第5次彦根市行政改革大綱」を策定しました。
また、令和2年3月には「彦根市行政改革大綱実施計画」を策定し、今後取り組む行財政運営の具体的な方針を示し、取組を行っています。
令和3年度の主な取組をお知らせします。
健全な財政基盤の確立
歳入確保策の積極的な展開として、彦根市へのふるさと彦根応援寄附をさらに多く受入れるため、返礼品の拡充を行ったほか、新聞やネット広告等の媒体を活用しPRに努め、大幅に増額となりました。
企業版ふるさと納税制度の積極的な活用を図り、計4件、2,300千円の寄附を企業からいただきました。
新設された彦根市スポーツ・文化交流センターのネーミングライツパートナーを選定し、新たな歳入確保に努めました。
また、「事務事業見直しの指針」を作成し、本指針に基づきリセットの視点で、すべての事業について見直しを行いました。併せて、そのうち13事業については、外部有識者のヒアリングを実施し、見直しの方向性について助言をいただき、見直しに取り組みました。
効率的・効果的な行政体制の整備
令和3年5月に新庁舎への移転に伴い、各種届出や証明書発行などの窓口部署を1階に配置し、併せてコンシェルジュ機能を持たせた総合窓口設置を行いました。
定型システム業務の自動化を図り、業務効率化を実現するためRPAを導入しました。
また、紙の帳票の情報をデータ化する作業の効率化を図るため、AI―OCRを導入しました。
保育所等の入所選考に当たっては、令和4年4月の入所選考からAIシステムを導入し、作業時間の短縮、事務の効率化、最適化を推進し、申請者への選考結果も早期に通知するなど市民サービスの向上を図りました。
更新日:2024年09月02日